会社名 | ママファミリーグループカンパニー |
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代表者 | 代表者 小川裕丘 |
所在地 | 福岡市博多区店屋町1-31 博多アーバンスクエア8F |
事業内容 | 美容室運営受託業務 |
従業員 | 約350名 |
公式サイト | mamafamily.com/ |
美容師=人を美しくする仕事。しかしその華やかさの一方で、離職率の高い仕事としても知られます。そんな中、一度、他の会社で美容師を辞めた女性たちが、再チャレンジしてくる店があると聞いて、カウテレビのカメラが潜入しました。その美容室の名は、ママファミリーグループ。「ママファミリー」や「マックファミリー」の屋号で九州全域に65店舗、230人以上の美容師が働いている会社です。
合言葉は「ママの作った美容室」。お客さんも、スタッフも、その多くが子どもを持つ女性たちです。今回のカウテレビ企業密着ドキュメントはママファミリーに潜入し、美容師の幸せな働き方を取材しました。
現在マネージャー職を務める小田好美さん。小田さんは新卒でママファミリーに入社した後、3年目で店長になり、5年目で店長の上の管理者、そして今は、10店舗を束ねるマネージャーとして働いています。ママファミリーは全従業員の90%が女性で、女性であっても管理職になることができます。
また同社の特長の1つに「お客様の年齢が幅広い」ことが挙げられます。スタッフはどの世代にも対応できるカットと接客の技術を磨くことができ、結果として、美容師としての成長が早いと小田さんは言います。
小田さん:「専門学校の同級生がシャンプーやカラーを勉強している時に、私はカットに入っていたので成長スピードは早かったですね。私がこの美容室を選んだ理由は、地域密着型で年齢層が幅広くスキルを身につけられることと、自分の努力次第で上に上がっていけることに魅力と感じて入社しました。」
3人の子育てをしながら働く川﨑さん。元々は、別の美容室で働いていたそうですが、子どもが小さい間は、日曜や祝日を休める美容室で働きたいと、ママファミリーを再就職先に選んだそうです。
川﨑さん:「美容師の仕事が好きなので、子どもを産んでも絶対やりたいという気持ちがありました。まだ生まれて半年の子どもがいたので、短時間の仕事を探していたら、ママファミリーが『いつでもどうぞ』と言ってくれました。」
「美容業界はやっとスタイリストになって、これからという時に結婚出産で離れる女性が多い。そうした人を応援していきたい」と語る小川社長。同社ではスタッフが優先的に使える保育園も広げていっているそうです。
美容師の中には独立を目指す人も多いのではないでしょうか。ママファミリーでは、美容師の独立を応援する制度もあり、これまで8人のオーナーがフランチャイズ加盟店として独立しています。その1人、柴山哲平さんを取材しました。柴山さんは元々、新卒でママファミリーに入社し店長を務めた後、会社から店舗とスタッフ、お客様を引き継いでオーナーになりました。
独立を目指す美容師の中には、経営が上手くいくか不安を抱える人も多いものです。その点、ママファミリーのフランチャイズによる独立支援では、宣伝広告・採用や教育・給与やボーナスの計算・美容資材の仕入れなど、経営にまつわる80%の業務を本部がサポートしてくれるそうです。
柴山さん:「フランチャイズ独立は現場に集中して働くことができるので、スタッフやお客さんとより関わることができます。経理や材料発注も本社にしてもらえるので成果が上がりやすい。非常にメリットが大きいです。」
「美容師の豊かな人生を応援したい。」そうした理念で成長を続けるママファミリーグループ。これから続く未来について小川代表に伺いました。
小川社長:「300店舗、300人のオーナーづくりを長期的な目標として掲げています。結婚・出産しても一生美容師として豊かな人生を歩んで頂きたい。共に生きる仲間がたくさんいることが、ママファミリーがお客様にも愛される理由ですね。」