株式会社インフォセンス

株式会社インフォセンスの会社情報

会社名 株式会社インフォセンス
代表者 代表取締役社長 久保 満
所在地 福岡市博多区冷泉町2-1 博多祇園M-SQUARE
事業内容 ◎システムコンサルティングおよび開発(物流システム、基幹システム、医療システム、オープン系システム)
◎ネットワークインフラ設計・構築 ◎新規顧客開発や企画提案
従業員 436名(平成29年6月現在)
公式サイト info-sense.co.jp

株式会社インフォセンスのポイント3つ

  • 福岡ソフトバンクホークスの基盤システムも支えるIT企業
  • 予算数億円!半年がかりの大規模プロジェクトを主導するのも若手社員
  • キャリアアップの仕組みは?残業は?女性の働きやすさは?社内事情に迫る

世の中の『あたりまえ』を創る。九州屈指のIT企業【インフォセンス】

株式会社インフォセンスは、福岡市博多区と東京都中央区に本社を置くIT企業 です。インフォセンスは元々、物流の超大手企業「山九株式会社」の情報システム部門として生まれ、そこから分社化した歴史を持ちます。安定した経営基盤でノウハウを蓄積し、今では物流だけでなく、金融、医療、卸、サービスなど様々な分野に進出しています。九州有数のITソリューション企業で働くシステムエンジニアたちの奮闘と喜びを取材しました。

新入社員がロボットアプリを開発!「一週間前より格段にできることが増える」

インフォセンスのアプリソリューション部でPepperのアプリを開発している、新入社員の丹野さん。アプリ開発部門に異例の抜擢をされた新入社員です。開発しているのは、Pepperがこれからある飲食店で接客をするためのプログラム。人件費の削減と、集客を増やしたいという飲食店オーナーの要望を受けています。

実際にPepperを動かすのは簡単なことではありません。丹野さんも試行錯誤しながら開発をしています。

丹野さん:「システム開発は上手くいかないことしかないです。でも、失敗してもちゃんとカバー・フォローしてくれる環境があるので、思い切って自分のやりたいことをやりたいように出来る。こうしたらいいんだよと教えてくれる人がいるから伸び伸びと仕事ができていいます。新人でもプロとしてやっているので、完璧なものを、喜んでもらえるものを作ろうと思っています。」

福岡ソフトバンクホークスもお客さん。大規模プロジェクトを任せられる会社

インフォセンスの仕事には、数億円の予算規模、期間も数年がかり、プロジェクトメンバーも50名を超える大規模なプロジェクトもあります。福岡本社・基幹ソリューション部で働く坂本さんは、プロジェクトマネージャーとして、そうした大型プロジェクトを主導しています。福岡ソフトバンクホークスも、基幹システムを導入したクライアントの一社です。

坂本さん:「福岡ドームでホークスが試合の日には、2時間前くらいには2~3万人のお客さんが来てグッズを購入されるんですが、売れたものが基幹システム側で『何がどれくらい売れたか』というのがリアルタイムで見れるんです。基幹システムは営業さんも、購買の方も、経理の方も色んな人が使うシステムなので、我々はその全ての知識を持っていないとお客さんと会話ができない。このくらいの業務のボリューム、知識、全ての部署のお客さんと会話しながらひとつのシステムに仕上げていくことができるのがインフォセンスの強みの一つです。」

キャリアアップは?残業は?女性の働きやすさは? 働く環境づくり

◆キャリアアップの仕組みは?

IT業界は一般的に、キャリアアップが見えづらい会社が多いものですが、インフォセンスはどうなのでしょうか。アプリソリューションズ部の中川さんがキャリアアップの仕組みについて答えてくれました。

中川さん:「インフォセンスには『キャリア形成ガイドブック』と言って、自分はどんな職種になりたいのか、どういうスキルを身に付けていかないといけないのかをまとめたガイドブックがあります。ITスキルに加えて、コミュニケーション力やプログラミング技術に対して身に着ける能力が見える化されている。自分がなりたい像に対して道しるべがあるのはすごくいいことだと思います。」

◆残業は?

IT業界は残業が多いイメージを持っている人は少なくありません。インフォセンスではどうなのでしょうか。新入社員の丹野さんは、「自分のスケジュールは自分で立てられる」と語ります。

丹野さん:「仕事があるときは、残業しないといけませんが、それを自分でコントロールできます。今日は家に帰っても何もやることがないから、仕事をたくさん終わらせようという日もあるし、今日は友達と飲み会だから『定時で帰ります』と言えます。」

◆女性の働きやすさは?

IT企業というと男性ばかりの職場というイメージがありますが、インフォセンスはどうなのでしょうか。インフォセンスでは女性がおよそ80名働いています。そのうち60名がエンジニアであり、女性も活躍できるフィールドが社内に用意されています。インフォセンスで働く女性社員に、女性に働きやすさについて聞きました。

システム開発部・松藤さん:「男性だから、女性だからと差別なく仕事を任せてもらえたり、評価してもらえたりするところがすごくいいところだと思います。」

基幹ソリューション部・村上さん:「今まですっと働いてきて、出産後もまた戻ってきてこのメンバーと一緒に仕事をしたいなと思ったのが働き続けようと思ったひとつのきっかけです。」

「ITで創る、明日のあたりまえ」

あらゆる企業にITが浸透し、企業活動を裏側から支えている時代。システムエンジニアという仕事は、そんな時代にITを司る、無くてはならない存在です。久保社長にこれから求める人物像を伺いました。

久保社長:「求める人物像は『想いを持てる人財』です。想いを持てば、挑戦する、発信するというコミュニケーションに繋がっていくと思います。『想い』は経験や知識が膨らんでいく中で変わっていくと思いますが、『何かをしたい』『実現したい』と発信して仲間をつくることによって実現する確率が上がってくる。そういう意味で想いを持って発信することがコミュニケーションに繋がる。そういうことのできる学生を我々は望んでいます。」

最後に、今後の展望・ビジョンとは。

久保社長:「多様性をベースにしています。女性・男性、文系理系、いろんな経験、能力、想いを持っている人が集まることによって、新しいソリューションやお客様に喜んでいただける実態ができてきます。成長中の会社ですが、ウチに入ったら面白い仕事ができるよと伝えたいですね。」

▼インフォセンスのキャリアステップを更に詳しく知る▼

九州トップクラスのシステム会社として、創業から30年以上、地域社会の発展に貢献してきた株式会社インフォセンス。前回の密着取材から3年。久しぶりにカウテレビのカメラが潜入しました。今回の取材テーマは、インフォセンスの社員が入社後、どんな成長図をたどるのか、その最前線を見せてもらおうというものです。

キャリアステップが明確な会社

インフォセンスの人材育成の虎の巻「キャリア形成ガイドブック」。開発・ITインフラ・コンサルという3つのルートで、新人からスペシャリストまで、キャリアステップを目指すうえでの道しるべが描かれています。社員のキャリアパスがこれほど明示されている会社は実は珍しく、今回は、その上位職の社員数名に密着させてもらいました。

新卒でもコンサルタントを目指せる

コンサル部門で働く新卒入社3年目の唐鎌(からかま)さん。インフォセンスのコンサルタントとは、クライアントの課題を整理し、業務の効率化や省力化などの改善策を提案するのが仕事です。

唐鎌さん:「プロジェクトは1か月から長いもので3か月分くらいありますが、お客様にヒアリングさせて頂いて、それに対する仮説を立てて現場調査をしに行ったり、頂いたデータから原因を見つけたりします。どういう解決をするのが一番いいかを、最後に資料にまとめてお渡しします。お客様の反応を直接見れた時、好評を頂いた時がやりがいです。データ分析も調査も泥臭い部分もあって、地道に努力を重ねて積み重ねた結果ですので、スマートさよりも忍耐力とかタフネスな方が向いているのではないかと思います。」

高い専門知識が要求されるコンサルタント職ですが、インフォセンスでは若手社員であってもコンサルにチャレンジできるような育成体制を整えてきました。

唐鎌さんの上司・新原さん:「一緒に仕事をしていきながら、仕事のやり方やスキル、外部研修も含めて、基本的に私が知っていることは全部伝えようと思っています。私も上の人から育ててもらったので、私ができるのは下のメンバーを育ててあげることです。」

案件を成功に導くプロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーの大嶋さんに密着しました。プロジェクトマネージャーとは、社内のシステムエンジニアや営業マンとの調整をはかりながら、プロジェクトの責任者として、それぞれの案件を成功に導いていく役割です。

大嶋さんのキャリアを伺うと、中途で入社し、システムエンジニア(プロセスデザイナー)として数十件の案件で経験を積んだあと、3年前から現在のプロジェクトマネージャー(プロジェクトコントロール)を任されたといいます。

現在は、システムの要望についてお客様と交渉をしたり、プロジェクトメンバーを集めて会議を開いたり、また営業担当者とはコスト面のすり合わせ、さらに上司へはプロジェクトの進捗報告をするなど、社内の要的なポジションを担っています。

大嶋さん:「このポジションで仕事をすると新しいつながりができます。お客さんや社内、経営層とのやりとりが増え、自分が今後目指すポジションにある方たちとお会いする機会も多いです。そのため、毎回発見があり自分も成長させられます。」

マネージャーの働きがいとは

アプリサービス部のマネージャー大村さんに密着しました。大村さんは20人の部下を率いています。大村さんは入社後、ITインフラ部門のシステムエンジニアを数年間経験した後、プロジェクトマネージャーに昇格し、数々のプロジェクトで挙げた実績が評価され、開発マネージャーに就任しました。

 

大村さんは打ち合わせやミーティング、商談などを通して、社内外の多くの人に必要とされるワークスタイルが、インフォセンスで働く魅力の1つだと語ります。

 

大村さん:「メンバーそれぞれが自分の強みを活かして、会社の方向性とメンバーのモチベーションをいかに上手くつないでいくかがマネージャー業務の醍醐味だと感じています。」

インフォセンスの未来を創る

取材の日、インフォセンスの社内で、ある重要な会議が開かれていました。集まっていたのは、社内各部署のキーマンたち。プロジェクトマネージャーや、プリセールス、システムエンジニア、また、経営企画など、次世代を担う面々です。

インフォセンスでは2018年、新規事業の開発を目的に「事業戦略室」を設立しました。その一人、ITインフラ部門、プリセールス出身の月元さんです。今は市場リサーチしながら新たなサービスのアイデアを練るトライアンドエラーの毎日です。

 

月元さんは、入社後システムエンジニアとして4年間経験を積み、その後、サーバーやネットワークの構築を行うITインフラ部門に異動。そこでは、プリセールスとしてお客様に課題解決の提案をしたり、社内のエンジニアに対して要件定義の指示をするなど、幅広く技術力と営業力の両方を磨いてきたといいます。

月元さん:「事業戦略室は新しい事業を立ち上げるのがミッションです。ITの流行り物などの知識を吸収しながら、新製品できそうだという構想にワクワク感を覚えています。」

この他にも、インフォセンスには、システムを作ってお客様に納めた後、その保守や運用を行う部門もあります。

田畑さん:「我々の使命は『システムの安定稼働の確保』です。担当の垣根を超えて、一つのITサービスをお客さんに提供していこうというスローガンの元にやっています。」

このように、コンサルから運用保守まで幅広く経験できるのも、インフォセンスの特徴の1つです。

座談会

また、現場の社員が経営トップに質問や意見を言える場を作ろうと「座談会」を実施しています。

月元さん:「あんまり上下関係は厳しくないです。役職のついた取締役でもフランクに話せる環境で、経営層との距離は近いです。」

インフォセンスの求める人物像・描く未来とは?

江藤副社長:「心を動かす、心を磨く。技術を磨くのと共に。感謝、感激、探求心、求心力…頭と心が動かないとエンジニアの仕事は成り立ちません。将来はソリューションを主体にして、お客様の問題解決を一番親身になって考え、お客様の成長とともに我々も成長できるような会社にしたいです。」