会社名 | 株式会社大賀薬局 |
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代表者 | 代表取締役 大賀 崇浩 |
所在地 | 福岡市博多区博多駅前3-9-1 大賀博多駅前ビル3F |
事業内容 | 医薬品・化粧品・化粧雑貨・生活雑貨小売、処方せん調剤 |
従業員 | 1,052名(パート・アルバイト含む。うち薬剤師 341名) |
公式サイト | ohga-ph.com |
薬剤師の未来形に挑む 〜キャリアアップ編〜【大賀薬局】
国家医療費問題、年残薬問題、調剤報酬の改定など、薬剤師を取り巻く環境は厳しさを増し、薬剤師には新しい「在り方」が求められようとしています。そうした中、薬剤師の未来の姿を描こうと奮闘しているのが株式会社大賀薬局です。年商200億円、従業員数約1000名の内、薬剤師が350名以上在籍しており、福岡市を中心に九州各地の84店舗で働いています。100年以上にわたって地域に密着してきた大賀薬局の魅力、働きがいに迫ります。
(1)調剤業務
(2)ドラックストア
(3)在宅事業部
制度改定で調剤報酬の引き下げが予想される中、薬剤師にも新しい価値の生み出し方が求められています。大賀薬局では調剤薬局網を活かし、地域包括ケアの体制を構築しようとしています。
その取り組みの一つとして、2015年から取り組んでいるのが、お年寄りに食事を宅配する「宅食事業」です。事業開始からわずか1年で月間2万食にも達しています。この宅食事業の延長線上に、『在宅医療サービス』があるといいます。
大賀崇浩副社長:「最終的にはこのルートに薬や生活用品を併せられるだろうと、宅食事業を始めました。在宅事業をすることで、在宅のドクターから処方箋が出て、医療機関の集中率が下げられます。」
調剤薬局 粕谷亀山店の薬剤師・和田店長もこの在宅医療サービスの構築に熱心に取り組んでいる一人です。取材日も近隣の介護施設に薬を届けに行っていました。
和田さん:「国が求めているのは、患者さんが病院に行かなくても自宅で医療を受けられる形です。薬剤師がそこへ介入することで、患者様の体調管理にお力添えできると思います。」
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薬剤師の活躍の場を広げていくことで次世代のニーズに対応する大賀薬局、
地域の方々に頼られる会社であり、チャレンジ、進化し続ける薬局であることは間違いありません。
大賀薬局は各店舗に薬剤師が複数在籍させています。その理由が、複数滞在することにより患者さんを待たせることが少ない上、店舗間の人の融通やリフレッシュ休暇、育休・産休をとることができるようするためです。
その制度に魅力を感じているという入社3年目薬剤師の薬師寺さん
薬師寺さん:「休みが取りやすい点が一番良かったです。土日が半休の薬局が多い中、大賀薬局は月8~9日休みと決まっています。」
仕事とプライベート両方の充実ができる環境づくりを大賀薬局は提供しています。他にも、職場の雰囲気に魅力を感じる入社1年目薬剤師の東原さん。
東原「薬剤師も事務の方も仲が良くて、アットホームな雰囲気で薬局内の取り決めがしっかりしていてミスがあまり出ない仕組みなっているので、安心して調剤や投薬ができるところもいい点です。」
薬剤師の活躍の場を広げ、常に進化し続ける会社に
今後、外出することのできないお年寄りを、自宅で支える、いわゆる「地域包括ケア」のニーズが高まっていくのは必至です。大賀薬局では、薬剤師の活躍の幅を広げることで、次世代のニーズに対応したいと考えています。
大賀社長:「大賀薬局は優しくて地域の方々に頼られる会社であり社会貢献を行う。そしてチャレンジして常に進化、変化していける会社であると思います。」
時代の変遷とともに、薬剤師の可能性を模索し続ける大賀薬局。創業から115周年を迎え、これからも150年、200年と、その歩みは、続いていきます。