会社名 | 株式会社柳川合同 |
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代表者 | 代表取締役社長 荒巻哲也 |
所在地 | 福岡県柳川市西浜武475-2 |
事業内容 | 主に家具・食料品・一般物輸送 、輸入通関手続きから商品管理・輸送 、倉庫・事業所内でのストック→ピッキング→出荷 、産業廃棄物収集運業 |
従業員 | 314名 |
公式サイト | ygu.co.jp |
私たちの生活に身近な家具や家電。それがインテリアショップや量販店にどのように運ばれているか知っていますか?今回の番組は家具・家電の物流において福岡・佐賀地区トップを誇る企業、柳川合同に潜入しました。
今回最初に密着した佐賀営業所で働く福山さんは、何と入社2年目から営業所の責任者を任されたという、期待の若手です。10人の部下を束ねながら荷物の入出庫や保管、梱包などを担っています。
センターの仕事の醍醐味を聞くと、広い倉庫で何千点もの商品を管理するため、型番が見えるように配置したり、出入りの少ない荷物は奥に、頻繁なものは手前に置くなど、福山さんの采配1つで業務効率が大きく変わり、スタッフの残業が短くなったり、ワークライフバランスが向上したといいます。福山さん:「自分が入ってくる前は残業が多かったのですが、よく売れる商品は手前の方に置いて取りやすくしたり、商品ごとの商品番号をパッと見たときに分かりやすくするなどしています。周りの人に支えてもらいながら、今までやってこれています。」
柳川合同は全社で190台以上のトラックを保有しています。いかに効率よく車両を動かし、荷物を目的地まで安全に届けるかをコントロールするのが、運行部の仕事です。
本社運行部の入社6年目・辻さん。本社運行部では4名の運行部員が100台を超えるトラックを采配しており、辻さんはトラックの現在位置を把握しながら、どのセンターで、何を積み込むか、ドライバーは何時間運転しているか、などを検討しながら配車していきます。
運行部の仕事の面白さを聞くと、辻さんたちの配車次第で、商品が安全にお客さまの手元へ届くだけでなく、それを運ぶトラックのドライバーたちの給料アップにまで貢献できるクリエイティブな仕事だと語ります。
辻さん:「配車業務というのはお客様から受けた仕事とドライバーを繋ぐ仕事、会社の死蔵部のような重要な仕事、ここの売上がドライバーの給料にも直結するし、一人ひとりの生活にも影響してくるので、生活を守るためにもとても重要な仕事になっていると」
家具業界のブランド企業、株式会社関家具は柳川合同の取引先の1社です。同社オフィスチェア部門の下條課長は、柳川合同のサービスレベルについて、こう語ります。
関家具・下条さん:「輸送サービスの一環として、アフターサービスを全部請け負ってくれているんですよ。弊社の商品でもし何か不具合があった場合は、直接エンドユーザーとやり取りをしてくれています。家具店とのやり取りもしてくれるし、ユーザーとのやり取りもしてくれる。関家具のカスタマーサービスセンターの役割をしてくれていて、すごく助かっています。物流会社でそこまでやってくれる会社はないと思いますね。」
九州から、関西、関東へとネットワーク網を広げ、成長を遂げてきた柳川合同。これからどこへ向かうのでしょうか?荒巻社長柳川合同のこれからを伺いました。
「最終的な目標は『最強・最優の会社』をつくること。100の子会社を作って100人の社長、100の拠点をつくりたい。いい人が集まって、必然と働いて必然と回っていくことを一生続けていく。そういう会社になっていきたいですね。」