会社名 | 第一交通産業株式会社 |
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代表者 | 代表取締役社長 田中亮一郎 |
所在地 | 北九州市小倉北区馬借2丁目6番8号 |
事業内容 | ◎交通事業 タクシー(一般、介護・福祉、代行運転など) バス(観光・路線) ◎不動産関連事業 マンションの分譲(グランドパレス・アーバンパレスシリーズ) ビル賃貸(店舗テナント・マンション・倉庫・駐車場) 不動産企画開発 その他(不動産売買仲介、駐車場、不動産管理) ◎その他事業 国際事業(中国、ミャンマー)、放射線遮へい製品販売、ファイナンス、自動車整備、介護、ゴルフ練習場、情報通信など |
従業員 | 約15,000名 |
公式サイト | daiichi-koutsu.co.jp |
『第一と言えばタクシー』そのイメージがとても強い第一交通産業グループ。もちろんタクシーにおいては保有台数が8500台と日本一! 実は、バスや不動産、介護、医療事業など人々の生活に密着した仕事を行うグループ企業が165社も存在します。グループ全従業員数約15000名、連結売上高は約1013億円。 交通産業を中心に『街づくり』を行う会社だと言っても過言ではありません。また、経営難に苦しむ企業を再建し、雇用を守ることで地域産業をも守っている同社。創業者の時代から新しいことへチャレンジする文化が根付いているからこそ、若手も物怖じせず挑戦できる風土があるのです。
第一交通産業で働く大口祥平さん。彼の職業はタクシードライバーではありません。主な仕事は過疎地域などの交通インフラの改善やグループ会社への業務指導、管理職候補者への研修です。
大口さんは新卒で入社して以来、タクシーの営業所で4ヶ月、総務部で6ヶ月、交通事業部の業務課で6年間、キャリアを積んできました。今では、20代という若さでありながら、自身がM&Aで携わったタクシー会社5社の取締役も兼任しています。若いうちから経営を学べる第一交通産業での仕事にやり甲斐を感じるといいます。
大口さん:「若いうちから色々やらせてもらえるので、その分、実力がついてキャリアアップに繋がっていると感じます。若手があまり委縮しない、伸びやすい環境にあります。」
第一交通産業グループは、旅客運送事業を中核に、不動産関連事業、介護・医療事業など地域に根差した様々な事業を展開しています。中でもタクシーの保有台数は8500台を超え日本一。業界のリーディングカンパニーとして、ママサポートタクシーや子どもサポートタクシー、認知症サポートや多言語通訳など新しいサービスを提供してきました。
その現場を支えているのが、大口さんが所属する交通事業部です。業務推進課、営業推進課、安全課、業務課、勤労課、資材課などで構成され、ここ北九州から、全国の交通インフラの改善や、タクシー営業所の経営をサポートしています。
「タクシーは交通弱者や移動手段を無くした方たちの足となって、地域に貢献していくことが最大の使命で、タクシー事業所が健全な経営で出来ていないと貢献していくことが難しいです。事業所を赤字から黒字に変えることは大事ですが、その先に、どうやって地域に貢献していくかが最大の目標です。入社して7年、非常に短い中で、そうした所に立ち会えてきたのは力がついてきていると実感します。」
大口さんに数ある企業の中から、第一交通産業を就職先として選んだ決め手を伺いました。
大口さん:「玄関のドアまでお迎えに来てくれて、ドアTOドアができるのがタクシーの魅力です。今、タクシー業界が変革期にあります。自動運転が出てきて実際に街中を普通に走るようになったらタクシー会社はどうなるのか?タクシーはどんなあり方になっているのか?その時に備えるには何が必要なのか?と想像して考えていくのが楽しいです。」
最後に大口さんに聞きました。あなたのビジョンは何ですか?
大口さん:「数字だけではなく乗務員さん相手の仕事がメインとなるので、将来的に1つの地区を任せられる人材に育っていきたいと考えています。」