【書類選考攻略】見てもらえないESの特徴(就活の落とし穴)

今回は就職活動をするにあたって避けては通れない。
「エントリーシート」についてお話したいと思います。

就活生の皆さんこんな悩みはありませんか?
「書類選考で毎回落ちている…」
「もっと書類選考の突破率を上げたい」
「なぜ自分のESで落ちているのか理由が分からない」

この上記した悩みを抱える学生の多くに共通するのが
「顔の見えないエントリーシート」という問題です。
今回は顔の見えないエントリーシートとは何か?
どうすれば改善できるのかを解説していきます。

「エントリーシートをまだ書いたことがない」
「エントリーシートが書けない」
「どういう志望動機を書いていいか分からない。」
という方は別の記事がありますので是非そちらからご覧ください!

エントリーシートが書けない3つの理由

今回の記事で皆さんの就職活動が1歩前進すると幸いです。

①「顔の見えないエントリーシート」とは?

この「顔の見えないエントリーシート」とは、言い換えると「抽象度の高い内容のエントリーシート」です。
例えば、よくエントリーシートで見かける「サークルで代表として頑張りました。」「バイトリーダーとしてみんなをまとめてきました。」といった内容がまさに当てはまります。その経験自体に価値はあるのですが、具体的に取り組んだ内容が見えてこないのでは意味がないのです。

なぜなら、身近にサークルで代表をしていた人やバイトリーダーを経験したことのある人は少なくとも全国規模で見ると、同じような経験をしている就職生は五万といるからです。
就職活動では1社に全国から応募が来る企業もあります。ただバイトリーダーをしていました。
サークルの代表をしていましたという内容だけでは、似たようなエントリーシートを何枚も、何枚も見ている採用担当者にとって評価のポイントにはなりません。
他の人のエントリーシートに埋もれてしまう可能性が高いです。ではどうやって自分の経験を伝えたらいいのでしょうか?

②「顔の見えないエントリーシート」から脱却するには?

上記では「顔の見えないエントリーシート」の例をあげました。
ではどうすればそこから脱却できるのか?ポイントは、いかに「自分だけのオリジナルストーリーを書くことができるか」です。
こういうことを伝えると「そんな特別な経験をやってきていないです。」と多くの学生さんが言うのですがそれは大きな間違いです。

なぜなら、全国にバイトリーダーをしていた人は五万といても、
①居酒屋のバイトリーダーをしていて、
②バイト30名を束ねてシフトの管理までやっていて、
③バイト期間中誰一人として辞めない雰囲気を作り出していた、
④そこには大学で学んだ人との接し方が役に立った、
などいくつかの具体的な経験談を組み合わせていくことで自分しか当てはまらないストーリーを作り上げられるからです。
上記は例として挙げましたが、同じ人生を歩んでいる人は誰一人としていないので、絶対にオリジナルストーリーが作れます。
普段の生活で何気なく気をつけている内容や行動の一つ一つが貴方の魅力や貴方らしさを構成する要素になりますよ。

③知っておいてもらいたい心構え

どうでしたでしたでしょうか?今回は「顔の見えないエントリーシート」についてお話してきました。
書類選考で落ちてしまう学生の中には「文字だけでその人の魅力が分かるはずない」という方も多くいますが、その通りだと思います。

今、何度も書類選考で落とされている就活生の方も、もしかすると面接まで進んでしまえば魅力的な部分をもっとアピールでき、すぐに内定を貰えるかもしれません。
しかし、書類選考がある以上は文字だけで「会ってみたい!」「この学生気になるな」と思ってもらえなければ会う機会すらもらえないのです。

あなたのエントリーシートは「会ってみたい」と思わせられるだけの内容になっているでしょうか?
ぜひ一度見直してみてください。