旅行好き大学生は飛行機通学の夢を見るか?ー前編ー

はじめに

あなたは通勤、通学をどの様な手段でされていますか?電車、バス、車、自転車、徒歩などでしょうか。
もしかすると新幹線で通われていたりということもあるのでしょうか。かく言う筆者はなんと、飛行機で大学に通っております。
実行に至るまでは現実味が無い事と考えておりましたし、ネットで調べても前例が出て来ず、思い切って始めた事でした。
実行したからこそ分かった飛行機通学の一長一短を当ブログにて記していきますので、「こんな人生もあるんだ」「自分もやってみたいな」
などと思って頂ければ幸いです。

筆者の基本情報

生まれてから21年間東京におり、東京の大学に通っております。2021年から福岡市博多で一人暮らしをしており、福岡にあるカウテレビジョンに就職致しました。
2021年現在大学4年生で授業は週に1コマです。筆者が1年を通して飛行機通学をした回数(見込み)は24往復でした。かかった金額を正確に把握することは難しいのですが、
最安の航空券はJALのセール中に予約した片道8,000円台の航空券です。最も高かった航空券は搭乗の1週間ほど前に予約した航空券で、
往復+ホテル1泊で約25,000円であったと記憶しています。かかった全額を筆者は自身のアルバイト代と貯金で賄いました。
金銭関係についてはブログの後編にて詳らかにしていく予定です。
ちなみに、飛行機通学を理由に授業を休む事はしたくなかったので、出席率は100パーセントと、引っ越し後の方が上がりました。笑

筆者が飛行機通学に至った3つの理由

 まずは、筆者がなぜ飛行機通学をするに至ったかを記します。理由は大きく3つあります。

①コロナによってリモート授業が増えたから

 あなたの生活にもあらゆる場面でリモートが取り入れられたかと思いますが、大学生である筆者も授業がほとんどリモートになり、その頃から
「東京に住んでいなくてもいいのでは?」と考え始めました。結局、4年生に進級した頃にはゼミが対面で始まりましたので飛行機通学せざるを得なくなりました。笑

②旅行と飛行機が好きだったから

 全国各地を旅行したり、飛行機や空港が好きで利用することが多かったので、通学の際にも利用できるとしたらと妄想するだけでワクワクしておりました。

③福岡で就活をしたかったから

 地方に憧れがありましたので前々から東京以外で就活をすることは考えておりました。その中で福岡市には特に魅力を感じており、予てより移住は考えておりました。
自身の進路について真剣に考えた時、福岡での就活に力を入れたいと思い学生のうちに移住をしてしまえば福岡での就活がしやすいと考えました。
筆者についてはこの辺にして、本題である飛行機通学の魅力から述べていきます。

飛行機通学の10の魅力

①通学が旅行気分!

毎週飛行機旅行をしている様なものなので楽しいです!飛行機に乗るだけでもそうなのですが、飛んで行った先で今までに行ったことのなかった場所を少し観光してみたり、
授業以外の時間の使い様や、乗り継ぎ便を利用することで本当に旅行も出来ちゃいます。

②住みたいところに住める

あなたには住んでみたい憧れの地はありますか?例えばその場所が大学や家から遠かったとしても、飛行機で通学出来ると考えれば可能性が広がります。

③自分のアピールポイントになる

飛行機で通学している人はほとんどいませんので、いろいろな方に「どういうこと⁉」と興味を持って頂けることが多かったです。就活でもこの話は頻繁にしており、
それによって自身の行動力や計画性を示すアピールポイントとして用いておりました。

④やることをやる時間が確保できる

飛行機に乗る際は時間的に余裕をもって空港に行くという人は多いかと思います。筆者は空港にいる時間や、飛行機に乗っている時間、東京に滞在している時間を使って
集中的に課題や就活対策などに取り組んでいました。家ではやるべきことをやれないという方にはこの時間は非常に有意義な時間になるかと思います。

⑤毎週のモチベーションになる

 毎週の飛行機通学が日々の区切りとなり「その日までバイト連勤頑張ろう!」など、気持ちの切り替えや目安として考えておりました。

⑥絶対座れる!!!

電車通学最大のストレスとも言える毎朝の満員電車。下手したら数時間立ちっぱなしということも珍しくありません。
ですが、飛行機であれば満員であったとしても100パーセント座れますし睡眠だってとれます。

⑦面倒だからって休まなくなる

この魅力は特に個人差があると思います。大学に通っている中で、朝起きたら大学が急に面倒くさくなったり、
ちょっと寝坊したからもう行かなくていいやなどと授業を休んでしまったりしたことはありませんか?
飛行機通学は通学こそ大変ですが、搭乗時間が決まっていたり高いお金を払って飛行機に乗っていることでそのような思考になりにくいと実体験で感じました。

⑧マイルが貯まる

 ANAやJALなどの飛行機に搭乗すると、基本的にはマイルと呼ばれるポイントが付きます。貯まったマイルは航空券と交換することが出来るので、
通学で貯まったマイルで航空券を取ればさらにお得に飛行機に乗ることが出来ます。また、学生の内はマイレージのサービスが優遇される場合もありますので大変有効です。

⑨飛行機のステータスを獲得するチャンス

 ANAやJALなどは年に一定回数搭乗するとステータスを獲得することが出来ます。毎週飛行機で往復し、それを通年で行えばステータス獲得は十分にあり得ます。
ステータスを獲得すると飛行機に早く搭乗出来たり、荷物が早く出てきたり、ラウンジが利用可能になります。
筆者は元々ステータスを有していたのでラウンジを使って優雅に通学しておりました。笑

⑩条件によっては生活費が削減される

 例えば、大学の方で一人暮らしをするよりも実家から飛行機で通う方が、家賃もろもろを考えるとトータルのコストは抑えられるかもしれません。
またLCC(格安航空会社)を利用したり、ANAやJALであっても安い航空券を取ることが出来れば想像されているよりもコストをかけずに通学が可能です。

おわりに

以上が飛行機通学の魅力です。
魅力はたくさんあるとは言え、時間も費用も一般の通学以上にかかってしまうのは事実なので「無駄なんじゃない?」「大変じゃない?」と言われることも少なくありません。
ですが、飛行機に沢山乗ったり住みたいところに住んだりと好きなことも好きなだけやっているので通学をストレスに感じたことはありません。
世の中のリモート化、すなわち機械化によって実現した飛行機通学ですが、アルバイトと大学で縛られていた単調で機械的な東京での暮らしより、
多くのことが新鮮で楽しい今日の方が人間的な生活を送ることが出来ています!
後編では、飛行機通学の欠点などについて述べていきたいと思います。

ご閲覧ありがとうございました。