株式会社丸信

株式会社丸信の会社情報

会社名 株式会社丸信
代表者 代表取締役社長 平木 洋二
所在地 本社:福岡県久留米市山川市ノ上町7-20
事業内容 包装資材販売、シール印刷加工、紙器印刷加工、その他商業印刷
公式サイト maru-sin.co.jp

株式会社丸信のポイント3つ

  • 商社の顔と、印刷メーカーの顔を併せ持つ、創業60年企業
  • 「欠点のつけられないラベル」を生み出す、モノづくりのスペシャリスト
  • 風通しの良さを表す取り組み「社内委員会制度」

食品を彩る パッケージのプロフェッショナル【株式会社丸信】

株式会社丸信は、福岡県久留米市に本社を置くトータルパッケージ企業です。
商社の顔と印刷メーカーとしての2つの顔を持ち、商社としては、包装資材のストックと供給を行っています。また、印刷メーカーとしては、商品ラベルやシール、パッケージの企画・デザインから製造まで自社で一貫して手掛けています。
特に食品メーカーの商品を着飾るパッケージに強く、シール印刷の分野では全国トップクラスの規模を誇っています。さらに、印刷クオリティーを競う「シールラベルコンテスト」では、最高順位となる経済産業大臣賞を受賞、「欠点のつけられないラベル」と称されるほど、この分野では規模・実力ともに全国を代表する会社です。

経済産業大臣賞を受賞「欠点のつけられない」トータルパッケージメーカー

株式会社丸信は、福岡県久留米市に本社を置くトータルパッケージカンパニーです。包装資材の商社と印刷メーカーという2つの顔を持ち、包装資材の供給を行ったり、商品のラベルやシール、パッケージの企画・デザインから製造までを手掛けています。

中でも特に食品メーカーの商品を着飾るパッケージでは九州トップクラスの会社であり、また商品に貼るシール印刷の分野では、なんと全国で5本の指に入る規模を誇っています。

さらに、印刷の品質を競う「シールラベルコンテスト」で、最高賞である経済産業大臣賞を受賞、審査員からは「欠点のつけられないラベル」と賞賛されました。このように丸信は、パッケージ印刷の分野で質・量ともに全国屈指の会社です。

食品メーカーの想いをくみ取り、消費者に伝わるパッケージをつくっていく仕事

高田さんは入社7年目、本社営業部に所属しています。この日はアワードに輝いた八女茶「定庵こうき」の次なるパッケージについて、牛島製茶の専務と打合せのようです。食品メーカーの想いを汲み取り、消費者に伝わるパッケージを共に創っていく。それが、丸信の営業の仕事です。

高田さんについて取引先である牛島製茶の牛島専務はこう語ります。

 

牛島専務:「私が言ったことをプラスアルファ、1.2倍くらいのボリュームで返してくれる。いいボールを投げてくれるし、話の展開が早いですね。」

高田さん:「お客様の想いと私達も想いも込めているので、『売り上げが上がった』『たくさん売れた』という声をいただくとさらに喜びが倍増します。嬉しいですね。」

モノづくりのスペシャリスト

丸信には「モノづくりのスペシャリスト」が大勢います。

まず、ご紹介するのはオフセット印刷の達人・永田さん。4色以上の色を重ねて絶妙な色合いを生み出すオフセット印刷で、永田さんは、髪の毛1本というほんのわずかな色身のちがいまで、瞬時に見極めます。続いて、シール印刷の達人・築島(ツキジマ)さん。分速42メートルというスゴイ勢いで流れていくシールを目で確認します。インクのズレやミスプリントなど、どんな小さなエラーも見逃しません。
築島さん:「目が一番大事ですね。全部見えます、ちっちゃい字まで見えます」
そして、パッケージの箱を作る、若き達人・田代さん。商品の化粧箱は年々複雑化しています。田代さんは数ミリ単位で折り目を調整し、望み通りの箱を作る、凄腕の持ち主です。
田代さん:「ちょっとずつ調整しながら合うように。セッティング次第でいいものも悪いものも決まります。」

お客様のビジネスを繁盛させる「トータルパッケージコーディネーター」

丸信の営業の仕事は、パッケージのプロデュースにとどまりません。営業本部次長の市丸さん。取材のこの日はお客様である鶏卵メーカーを訪れていました。

市丸さんはこの鶏卵メーカーのラベルやシールだけでなく、ホームページやPR動画、SNSの企画、さらには社用車のラッピングに至るまで幅広い提案をしています。


丸信の仕事は、単に印刷物のプロデュースに留まらず、お客様のビジネスが繁盛するためのトータルコーディネーターという側面もあるのです。

市丸さん:「丸信はトータルパッケージコーディネーター。単なるパッケージ会社ではなくて、お客様や実際に食べるユーザー様に価値の高いものをご提供していきたいと考えています。」

「仕事もプライベートも充実させたい」そう考える社会人は多いものです。音楽が趣味だという市丸さん、丸信のワークライフバランスの良さが気に入っているといいます。

市丸さん:「両方マジです!仕事もギターも本気でやっています。我々が関わる商品はプライベートでも関わることがたくさんあるんですよ。プライベートも楽しまないと商品にも生かせない。」

地域でダントツの実績 その裏にあるデザイナーたちの姿

丸信を代表するデザイナーの1人がこちらの在原さんです。同業他社との競合コンペでは80%以上の勝率を誇っています。その仕事ぶりを見せてもらいました。一般的にデザイナーは画像ソフトで仕事をすると思われがちですが、在原さんの仕事術は少し違っています。その秘密がアナログのノート。こうしてデザインのネタを書きとめることで、期待を超える提案が出来るのだといいます。在原さん:「形にできそうなアイデアをとにかく色々書いています。方向性をちゃんと決めてから作りたいので。」

印刷会社の中には、社内にデザイナーを置かず外部に任せる会社も多いものです。一方、丸信には社内にデザイナーが15名も在籍しています。これがスピードと品質に繋がり、結果として丸信はこの地域でダントツの実績を上げてきました。在原さん:「デザインの提案じゃなくて、『どんな売り方がいいのか』というところまでまで提案できたらと。目的は人に喜んでもらうためには何ができるかというところ。やれることはなんでもやりたいなと。」

「お客様の業績を上げることが唯一の願い」社員とお客様を見つめる平木社長の経営方法

丸信を率いる平木洋二(ヨウジ)社長。平木社長は時々、社内を歩き回ることがあるといいます。手には紙袋。中から出てきたのは・・・お菓子です。
平木社長:「本当は人見知りでコミュニケーションをとるのが苦手だった。ある時、人からたまたまお菓子をたくさん頂いて、それを配ってみたら皆さんすごく笑顔になられたので、『あ、この手があった』と。」
丸信の社風を表す代表的な取り組みの1つに「社内委員会」があります。若手社員が中心となってチームを組み、社内の課題解決を話し合うというものです。なんと委員会での決定は、社長の決裁と同じ権限だといいます。
本社営業部の中垣さんは社内委員会についてこう語ります。

中垣さん:「展示会委員会に参加しています。イベントをやったり展示会をしたり、成長できるポイントかなと。」
平木社長:「任せてみたら皆さんすごく能力と創造性を発揮されて、いろんな実績が上がりました。」
改めて社員さんに、丸信での働き甲斐を伺いました。
採用/広報担当・山本さん:「丸信の好きなところは自由なところと皆が明るいところ。楽しく仕事ができると思います。」
本社営業部・江崎さん:「私は営業職で仕事を探していたのですが、ただ商品を売るのは面白くないなと思って。パッケージ会社なのでお客さんは売れる商品を作りたいと依頼をくださる。お客さんの問題解決をできることがすごく面白いですね。」丸信は今、パッケージのトータルカンパニーからさらに一歩進んで、食品メーカーの通信販売のサポートや販路開拓支援を行ったり、また企業と企業を繋ぐビジネスマッチングにまで事業の領域を広げています。そうした先に平木社長はどんな未来を描いているのでしょうか。平木社長:「いまお客さんは、人口が減ってきたりなどのいろんな課題に直面しています。スーパーの系列化で売り場がなくなったり…。だったら我々もソリューションの武器を増やしていく。本当にお役に立てる企業になって、我々とお付き合いしていただくことで、お客様の業績が上がるお手伝いができればというのが私の唯一の願い、そこを一点頑張っていきたい。」