株式会社明治産業

株式会社明治産業の会社情報

会社名 株式会社明治産業
代表者 代表取締役 明永 喜年
所在地 福岡市中央区薬院1-14-5 MG薬院ビル4F
事業内容 プロパティマネジメント、リフォーム、不動産管理、賃貸経営マネジメント、FP事業 LPガス販売、エンドユーザー管理対応、ガス供給設備保安・保守
従業員 45名
公式サイト meiji-sangyo.co.jp

株式会社明治産業のポイント3つ

  • 社員一人あたりの売上1億円以上!
  • 社長が語る社員の共通点はズバリ「遊ぶように仕事をする人」
  • プロジェクトは立候補で。社歴や部署に関わらず挑戦できる社風

福岡市中心部のガス共有No.1「住」のソリューションプロバイダー【明治産業】

住宅へのLPガスの供給をはじめ、物件のリノベーションや不動産マーケティングなど多岐にわたる事業を展開しているのが、株式会社明治産業。中でもガス事業は、50年以上の歴史と実績を持ち、福岡市中心部のマンションへのLPガス供給シェア1位を誇るそうです。今回のカウテレビ企業密着ドキュメントでは、グループ8社で年商70億円、社員一人あたりの売上1億円以上という、地域に根ざした優良企業である同社の、成長と躍進の秘密に迫ります。

住のソリューションプロバイダー・明治産業とは

株式会社明治産業は、福岡市中央区薬院に本社があります。

会社のスローガンは「住のソリューションプロバイダー」、その事業は、住宅へのLPガスの供給をはじめ、物件のリノベーションや不動産マーケティングなど多岐にわたります。中でもガス事業は、50年以上の歴史と実績を持ち、福岡市中心部のマンションへのLPガス供給シェア1位を誇る、インフラ事業です。

また、明治産業のグループには、不動産専門のIT企業や、賃貸管理に強い不動産会社、さらには、ペット雑誌の出版社や、玩具メーカーなど多彩な企業が名を連ねています。グループ8社で年商70億、ハードに強い明治産業と、ソフトに強いグループ会社の相乗効果によって、顧客ニーズを広く捉えたサービスを提供できるのが、明治産業グループの特徴です。

様々な業種の人と会って話して、自分自身も成長できる

明治産業の取引先には、不動産を所有するオーナーや、設計事務所、また建築会社などがあります。これらのいわゆる不動産関係者に対して、その物件の価値を高める提案をするのが明治産業の仕事です。

入社5年目の村田さんは取材のこの日、マンションのオーナーを訪れ、住民に長く住んでもらうためのリノベーションの提案をしていました。

 

明治産業が提供している不動産の価値を高めるサービスのことを「プロパティマネジメント」と呼びます。空き部屋を埋める対策のアドバイスや、近隣の家賃調査、また、物件の内装リノベーションなどを提供しています。

物件オーナーである山田さんは明治産業についてこう語ります。

山田さん:「(明治産業の社員さんは)何もなくても、よく顔を出してくれるので。そういう方たちに対しては何かあったら情報を提供したいと思うし…。若いし、エネルギッシュだし、前向きに色んな事を検討してくれている。社長はじめ、社員の皆さんが真剣に考えていらっしゃるんじゃないかなと」

村田さんは、明治産業で働く魅力の1つに、様々な業種の人と会って話せるのが面白いと語ります。

村田さん:「初めて会うお客様もすごく多いですし、色んな方と接することができる。お客様とお客様の橋渡しになって、橋渡しになった人がまた橋渡しになって…。福岡で一番お客様のお役に立って喜んでいただけるような会社になっていきたいと考えています。」

押し付け営業ではなくお客様と共に仕事を作り上げていく〜魅力あふれる集団へ

明治産業の営業マンの役目として、設計会社や建設会社と、不動産オーナーとを繋ぐ仕事があります。中途入社3年目の古賀さんは、この日、取引先の設計会社を訪れ、物件についての情報交換をしていました。

明治産業では、お客様に単にモノを販売するのではなく、お客様の困り事や希望を聞いて、一人ひとりに合った解決策の提案をしていくことを大切にしています。古賀さんも、そんな明治産業での仕事に、やり甲斐を感じると語ります。

古賀さん:「『ガス会社』だとは思っていない。『住』に関するコンサルティング会社だと思ってます。仕事が単純じゃない。ただの『モノ売り』じゃないので。いろんな立場のお客様の困りごとを解決します。お客さんとパートナーとして一緒にお仕事を作り上げていくというスタンスを心がけています。単純じゃないからこそ色んな事を学んで、色んなお客様に喜んでいただけることが明治産業の魅力じゃないかなと。」

明治産業が困りごとを解決した企業・プロシードデザインの友納社長は、古賀さんについてこう語ります。

友納社長:「他の会社は営業ノルマもあり『押し付け』の営業ですよね。『自分の商品を売りたい』というのがまずはじめに来るんですけど。明治産業、特に古賀さんの場合は全然そうじゃない。常にお客さんの視点に立って提案して『売る』よりも、問題を『解決する』ことが主眼に置かれているので、そこは見習うべきところだし、素晴らしいところだと。いい情報が入った時に一番にお話したいと思う。」

明治産業、明永社長は同社の営業方法について、「魅力あふれる集団になりたい」と語ります。

明永社長:「頭を下げて仕事をもらうこともできるが、相手から見たら魅力がないですよね。やっぱり魅力あふれる集団で、お客様を魅了してやまない会社になりたいなと思っているんですよね。」

社員の可能性を引き出す後輩指導と、社歴や部署に関わらず挑戦できる明治産業の風土

明治産業での、先輩と後輩の関わりの様子に密着しました。

入社7年目の前原さんと4年目の大石さんです。取材したこの日、2人は前原さんの得意先の建築会社を訪れていました。

自分の営業の様子を、惜しげも無く後輩に見せる前原さん。後輩である大石さんも一生懸命、先輩の営業トークをメモしています。このように、明治産業では、先輩が後輩にノウハウを見せながら、その成長をサポートします。大石さんは、そうした社風に働きやすさを感じると語ります。

大石さん:「自分一人では解決ができない問題でも、先輩・上司・部長・社長…会社で一丸となって問題を解決して、お客様にプラスを提供して『ありがとう』と言ってもらえる。そのスタンスが本当に好きで、その中で働いていけるっていうのが…生きがいになっている。」

こちらは、広報を担当の永末さんです。永末さんは、明治産業の取り組みを社会に広く知ってもらう仕事をしています。この日は、新しい広報用のコンテンツについて、制作会社と打ち合わせのようです。

制作会社の担当者・大仁田さんは永末さんをこう語ります。

大仁田さん:「永末さんは本当に天真爛漫、無邪気ですね。ちゃんと会社のテーマをきっちりお客さんに伝えながらも、その中のテーマをどんどん面白くしていこうとしている。世界観は面白くしながらもテーマがブレない。すごくバランスがいいんじゃないかなと。」

また、永末さんは明治産業のスピリッツである「チャレンジ・アグレッシブ・チームワーク」を社内に浸透させようというプロジェクトチームのメンバーでもあります。MEIJI VALUE PROJECTの頭文字を取り「MVP」と呼ばれています。

実は、このプロジェクトチームのメンバーは立候補性で決まるそうです。社歴や部署に関わらず挑戦できる明治産業の風土が、永末さんは、気に入っているといいます。

永末さん:「部署とか年齢が違うと仕事以外の話がしにくかったりするんですけど、MVPの活動では普段話さない人たちと話すことができるので部署を乗り越えて社員同士が親しくなれますね。フラットな社風なので、やりたいと思ったらどこまでも挑戦できるので、気持ち次第でどこまでも仕事ができるのが明治産業の魅力だと思います。」

仕事と遊びの境界がない。仲の良い社員同士の交流

明治産業には、非常にユニークな事業や活動が目白押しです。

犬と愛犬家の幸せな暮らしを追求する事業「愛犬家住宅プロジェクト」や、CSR活動としての気球プロジェクト「プカプカ」、また、社員からの「英会話を上達させたい」という声を受けて、福利厚生の一環として導入された社内英会話レッスンもあります。

最後に、経営トップの明永社長に、明治産業で働く社員さんの共通点を伺いました。

明永社長:「一番大事なのは『人が好き』『人に興味がある』『この人たちと関わっていきたい』という想い。それが強い人が社員の共通点ですよね。遊ぶように仕事をする、いい意味で。仕事と遊びの境界があんまりない。日曜日に『早く会社に行きたい』『早くみんなと会いたい』みたいな、そういう感覚を持っている社員が活躍しているのかなと。」

今回の取材を通じて、明治産業の社内に笑顔が溢れ、社員が活き活きと働ける、その理由がわかってきました。

それは、「社会の役に立つ」という高い使命感と、

「社員の挑戦を歓迎し、高め合える社内環境」、

そして、「好奇心や成長意欲の旺盛な社員の存在」

こうした要素が重なりあうことで、明治産業の躍進は生み出されているのだと感じました。