福岡ソノリク


福岡ソノリクのポイント3つ

  • 農作物の特徴を熟知!特許技術で長期保存に成功
  • 学歴・年齢・性別関係なくキャリアアップを応援
  • 社員は息子・娘!喜怒哀楽の共有できる環境がここに

お届けします新鮮野菜【福岡ソノリク】

私たちが気候不良や災害が起きた時関係なく、いつでも野菜や果物が食べることができるのは、安定的に供給してくれる物流企業のおかげです。中でも甘くて美味しいと評判の安納芋。実は農作物の中でも保管が難しいと言われていました。この安納芋の保管に、特許技術で革新をもたらした企業があります。それが物流企業「福岡ソノリク」です。今回のカウテレビ企業密着ドキュメントでは、福岡ソノリクの社内に潜入し、農産物の安定供給を支える商品管理やドライバーという物流の仕事の働きがいに迫ります。

▼特許冷蔵庫で安納芋の保存期間を3ヶ月→1年へ

物流倉庫の役割の1つに需給バランスを取ることがあります。農作物を大量に保管することで、一年を通じて安定的に供給でき、また、気候不良や災害が起きた時でも、価格の高騰を抑え、その結果、農家の経営を守ることにも繋がるといいます。

人気の高い「安納芋」は農作物の中でも保管が難しく、倉庫で発生するエチレンガスにより腐らせてしまい、3~4ヶ月しか保管できなかったと言います。

その安納芋の保管に特許技術で革新をもたらした会社が株式会社福岡ソノリクです。全国に流通する安納芋の40%がこの物流センターから出荷されています。

▼付加価値の高い流通加工で美味しさを全国へ

福岡ソノリクには野菜や果物の加工、主に「洗浄・カット・選別・袋詰め」を行うパックセンターがあります。このパックセンターで約40名のスタッフマネジメントと農産物の加工状態のチェック、品質管理を任されているのは入社2年目の井上雄太さん。

「『やけ』によって変色しているものは外します。やけがあるのは熟していて味が増して美味しいですが店に行くまでに数日経つので、消費者の方が自宅で食べる時に一番美味しい状態で届けられるように熟す前のものを選んでいます。」

このように福岡ソノリクでは農産物をベストな状態で届けるために出荷のタイミングを調整したり、青果の熟成、倉庫内の温度・湿度を細かく設定して管理をしています。

井上さん:「できるだけ採れたて新鮮な美味しい清潔な状態で届けられように。

口に入るモノなので適当なモノは出せない。」

酒井さん:「新鮮なものを新鮮なうちにお届けする使命感がある」

海外展開に力を入れる

商品管理部で働く有村健志郎さん。国内に流通させる倉庫内の商品管理だけでなく、海外の大学を卒業して得た英語のスキルを活かして、外国語の注文書の翻訳等も担当しています。

有村さん:「今まで勉強してきた英語でやりたい仕事ができるのが一番嬉しいです。この会社に就職して良かったと思います。」

今、福岡ソノリクは、海外にもその事業を広げようとしています。子会社、インターハーベストジャパンでは、海外の農産物を輸入して国内に流通させています。今後は、国内農作物の輸出にも進出する方針だといいます。

インター・ハーベストジャパン 園田壽信副社長:「海外の所得水準が高くなる中で『安かろう』ではなく『クオリティ』を求めていく時代となります。日本と言う文化を海外へ売るには絶好のタイミングだと思っています」

プライベートも充実

福岡ソノリクの社員は仕事だけでなく、プライベートも充実している人が多いと言います。

井上さん:「仕事の時は厳しく、仕事から離れるとものすごく優しく接してくれる方がたくさんいます。頑張ろうという源が最終的には仲間なのかなと思います。」

育児休暇中の井上さん:「顔を出した時は優しく接してくれて、戻ってきやすい環境を作って頂いています。働くママにはすごく優しい会社です。」

最後に、福岡ソノリクを率いる、園田社長に同社のビジョンと、社員への愛情を伺いました。

園田社長壽俊社長:「社員は息子・娘。仕事も家庭も喜怒哀楽を共有できることが私の基本理念です。出来ることはなんでもしてあげたい。基本理念をしっかり持って、2代、3代続いても維持できる企業を作っていきたい。」