福岡倉庫株式会社

福岡倉庫株式会社の会社情報

会社名 福岡倉庫株式会社
代表者 代表取締役社長 富永 太郎
所在地 福岡市東区多の津2-9-8
事業内容 倉庫業(普通・危険品・保税・農水省指定倉庫) 通関業 港湾運送事業 貨物自動車運送事業 貨物自動車利用運送事業 国内外引越梱包業 産業廃棄物収集運搬業 前各号に付帯する一切の事業
従業員 244名
公式サイト fukuokasoko.com

福岡倉庫株式会社のポイント3つ

  • グループ10社で1000人を束ねる、九州最大級の物流企業
  • 海外引越しで国内有数の実績、アメリカ大手企業の戦略的パートナーへ
  • 輸出入の要!通関業務も自社でやる!

グループ10社で1000人を束ねる、九州最大級の物流企業【福岡倉庫】

福岡倉庫は、九州最大の物流拠点である福岡で、地場最大手の一社。グループ10社で年商
450億、従業員1000人を束ねる総合物流企業です。①荷物を保管する『倉庫事業』②荷物を輸送する『陸運事業』③引っ越しを行う『梱包輸送事業』と3つの事業からなる同社ですが、中でも特に海外引越に強みを持ち、在日米軍の引っ越しや海外転勤などで国内有数の実績を持ちます。

早いうちからチャンスを掴みリーダーへ

福岡倉庫では、若い社員にどんどんチャンスを与えて組織の活性化を図っていると言います。その1人でもある、箱崎ふ頭ロジスティクスセンターのセンター長を任されている坂本さんです。坂本さんは、倉庫部を8年、営業部を6年経験後、センター長に抜擢されました。30代後半での抜擢され、働き甲斐を感じると言います。

坂元さん:「やる気のある人に対してはどんなことでもサポートしてもらえます。『失敗してもいいから行ってこい』という社風を持っていて、センター長という役職で今でも勉強させてもらっています。」

 

世界から求められる物流会社

取材日、福岡倉庫の本社にはアメリカの海外引越大手企業、『COVAN INTER NATIONAL社』アダム・ホール副社長が訪れていました。海外引越の実績が評価され、アメリカ大手企業の戦略的パートナーとして認められているのです。

アダム・ホール副社長:「福岡倉庫は高いレベルの仕事をしてくれています。梱包も丁寧で、クレームもほとんどありません。世界中の物流企業と比べてもレアな存在です。我が社と福岡倉庫は家族のような関係にあります。」

海外事業の要になるのが、国際貨物と国際貨物を繋ぐ『通関業務』です。通関業務とは貨物の輸出入する際に、関税で書類申請などの手続きを行う仕事です。福岡倉庫では通関業務を行う部署を持っていませんでしたが、海外引越しお強みを活かすため、通関士を採用し業務をスタートしました。福岡倉庫の通関士の猿渡さんは、福岡本社で海外貨物の通関業務を立ち上げ、2年前から横浜事務所で勤務しています。猿渡さんに同社での働き甲斐を伺いました。

猿渡さん:「輸入では、国内に入ってくる貨物の流通のスタート地点の仕事を担っています。逆に輸出は最後、他の部署の人たちが集荷した荷物を一番最後にバトンを受け取る。税関と一番直に向き合っている部署です。他社さんにお願いしていた時は『今、通関が止まっています』と言われてもそれ以上突っ込めない。でも自社に通関機能を持つことでもっと細かな説明もできるし、それを迅速に解決するためのお願いもできるようになりました。」

横浜で通関業務を行なっている業者は300社以上ありますが、そのうち海外引越しを扱うのは、福岡倉庫を含めても、わずか10社程度です。その狭い領域をあえて足がかりにすることで、海外引越しに強い自社のノウハウが「差別化のポイント」になるといいます。今では、さらに複数の通関士を採用しており、福岡倉庫はさらに、その仕事の幅を広げようとしています。

届いて初めて価値が生まれる物流という仕事

社長である富永太郎氏は、とにかく、現場を重視します。週に1度の倉庫巡回、アジア・欧州への視察など、より良い会社づくりに邁進するほか、新卒会社説明会にも社長の姿がありました。一般的には、人事担当者中心で採用活動する中、福岡倉庫では社長自らが説明を行っています。こういった面からも現場重視の一貫した姿勢を感じます。

富永社長:「モノを最終消費者に届けなければその製品の価値は絶対に生まれません。この社会的意義、今後とも決してなくなることのない大変な物流という仕事を我々は誇りをもって、活気と誇り溢れる会社にしたいです。」