OB訪問したいけど、知り合いがいないときどうする?

「OB訪問したいけど、自分の知り合いに思い付くOBやOGがいない」
こんな悩みにぶつかり、OB訪問を断念してしまう就活生は多いです。
OB訪問を断念する前に、一度どんな方法があるのか一緒に考えてみましょう。

まずは、OB訪問をしたい理由を振り返ろう

OB訪問をするうえで一番大事なのは、あなたのOB訪問がしたい理由です。
ただ単に就活の相談がしたいのか?
志望業界の具体的な仕事内容が知りたいのか?
特定の企業に入社したいから具体的な働くイメージを付けたいのか?
あなたのOB訪問がしたい理由次第で、どういう方法でOBやOGと繋がればいいのかが見えてきます。また、誰かにOBやOGを紹介してもらう時も、自分は何のために社会人の話が聴きたいのかを伝えると、より自分が集めたい情報を持っている人を紹介してもらいやすいです。

OB・OGがいないを解決:身の回りの人から紹介してもらう

「志望する業界や会社は明確じゃないけど、就活の相談に乗って欲しい」
「あの企業に大学のOBやOGがいないか知りたい」
そんな時、まず簡単で確実な方法は、身の回りの人から紹介してもらうことです。
志望する業界や企業が決まっているなら、日頃から周囲に伝えておくことも大切です。すると自然と周囲の人から情報が集まりやすくなります。

1:大学の就職課・キャリアセンターを頼る

OB・OG訪問に悩んだ時に心強いのは、大学のキャリアセンターです。
キャリアセンターでは、卒業生がどこの会社に入社したのかを情報を管理しているので、B訪問を希望する会社に同じ大学の卒業生がいるかどうか問い合わせてみましょう。
しかし、大学に就職先の情報を提供した人の連絡先しか載っていないので、必ずしもOB・OGの情報が手に入るとは限りません。とはいえ、キャリアセンターの方は企業との繋がりがありますし、就活に対する解決の手段を示してくれますので、一度相談に行ってみてはいかがでしょうか。

2:部活・サークル・ゼミの先輩を頼る

自分が所属するコミュニティーの先輩は、気軽に質問がしやすく、ちょっとした就活の悩みでも親身になって相談に乗ってくれるはずです。
また、一人の先輩との繋がりからどんどん人脈を広げていき、自分が志望する業界で働く社会人を紹介してもらうチャンスもあります。部活・サークル・ゼミの先輩に「この業界で働く方をご存知でしたらご紹介いただけないでしょうか」と聞いてみてください。

3:友人の先輩を頼る

自分が所属するコミュニティーでなくても、友人の先輩を紹介してもらうのもいい方法です。もし同じ大学の先輩がいないのであれば、違う大学の先輩を探してみましょう。

4:大学の教授を頼る

大学教授も卒業生や企業と繋がりを持っている場合が多いので、教授に紹介してもらうのも手です。

このように考えると、OB・OGを紹介してもらえるルートはたくさんあります。
やはり、その際に大切なのが、例えば「この業界の話が聴けるOBやOGを紹介していただけないでしょうか」など、どういう話が知りたいのか、OB訪問でどんな悩みを解決したいのかを紹介してくれる人に対してきちんと伝えることです。
また、紹介してくれた人に対しても、お礼をしっかり伝えることも忘れないでくださいね。

OB・OGがいないを解決:直接企業に問い合わせる

「この企業の働き方について、もっと詳しい話が聴きたい!」
そんな時は、直接企業の人事に問い合わせてみましょう。しかし、企業によってはOB訪問を受け付けてないこともあります。しかし、OB訪問を受け入れてくれるかは問い合わせないことにはわかりませんので、電話やメールなどで一度コンタクトを取ってみましょう。

1:企業説明会・就活イベントに参加する

説明会や就活イベントに参加し、出会った社員の方と連絡を取るというやり方もあります。
‌この場合、OB訪問を受け入れてくれる企業であれば喜んで対応してくれるでしょう。また、あなたが入社したいと思う企業に対して、あなたの本気度や行動力を伝えることにも繋がります。
具体的には、社員の方から名刺をもらい、記載されてあるメールアドレスから連絡を取ります。メールを送る際は、社員さんへのマナーは守るようにしましょうね。

2:インターンに参加する

インターンシップや会社見学を行っている企業も多いです。OB訪問だけにこだわらず、インターンシップや会社見学も視野に入れましょう。
「とりあえず色んな企業のリアルな働きぶりを見てみたい」というライトな理由のOB訪問でしたら、インターンや会社見学だけでも十分な収穫があることでしょう。さらに、インターンシップに参加した後により深い話が聴きたい場合は、インターン先の企業にOB訪問の打診をするといいですよ。

OB・OGがいないを解決:アプリやSNSを活用する

「とにかく色んな社会人と繋がりたい」そんな学生の中には、アプリやSNSを活用している人もいます。

1:OB訪問の専用アプリを活用する

スマホから簡単かつ安全に社会人と繋がれるのが「OB訪問アプリ」です。
アプリであなたの希望する条件を検索して社会人を探します。OB訪問を申請する前に、どんな方なのかプロフィールを見て判断することが可能です。
このときに訪問アプリを運営している会社が知らない人と出会うという点で安全対策を講じているかも重要になってきます。

2:SNSからOB訪問の申請をする

TwitterやFacebookなどのSNSを使ってOB訪問の申請をする方法もあります。また、LINEのオープンチャットという機能を使って、社会人と繋がっている学生もいます。
しかし、インターネットでの出会いはリスクが伴います。DMを送る前にその社会人の方がどのような方なのかしっかり検討するようにしてください。

まとめ「受け入れてくれるOB・OGへのお礼は忘れずに」

社会人の皆さんは、就活生を応援してくれる方が多いです。就活生に対して大切な時間を割いてくれるわけなので、感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。

いかがでしたか。OBやOGの知り合いがいないと焦っていたけれど、意外と社会人と繋がるルートはあるものです。そして、OB訪問後も、対応してくれた社員の方から芋づる式に社員の方を紹介してもらえば、どんどん社会との繋がりが拡がっていきます。
あなたの就活の悩みや焦りを解消するには、行動あるのみです。皆さんの就活を応援しています。