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2018.8.6

学生と企業が相思相愛になるためには#1相思相愛になれない企業と学生 ミスマッチを減らす要因とは

九州大学 留学センター
姜 益俊 准教授

 

 

高橋:今回、姜先生に伺いたいのは大学生と企業の就職・採用。それにまつわるインターンシップ。この辺りの関係について今、我々はたらくTVで現状を紐解き、どうすれば学生と企業が相思相愛になれるのか。また、地方の企業がどうすれば学生と出会い、相思相愛になっていけるのか、福岡の採用・就職事情について深く掘っていきたい。

 

高橋:先生が地方の企業・学生の出会いに関して、今、感じられていることを伺いたい。

 

姜:私の場合は、身近に九大生がいるが九州大学だけではなく、西南大学とか福岡大学の知り合いの学生がいるので話を聞いてみると、全般的に関東中心、または大阪。憧れだとか大手の企業が多い。最初に焦点を絞るのは関東企業や大手志向が多い。それでも少ない人数ではあるが、地元の残りたいという希望があったりとか。

 

姜:しかし、本社自体は関東とか大阪にあり、支社が福岡にある場合も結構ある。福岡が本社であっても大手はそんなに多くはない。大手に行きたい学生にとっては、どうしてもターゲットは関東中心になる。

 

高橋:多くの学生が大手志向・関東志向であっても、実際、大手に入社できる学生はごく一握りで
その後地方に軸足を移す学生も結構な数いると。

 

姜:他大学は私も詳しくわからないが、本学の学生に限っては大手の企業に内定を頂く場合が多い。ほとんどがそう。または地元に残るとなると公務員を受けるとか研究者として残るとか特殊な環境ではある。必ずしも関東・大阪に行きたいと。漏れて地元に残るのはそんなに多くはない。

 

高橋:九州大学という、九州で最も偏差値の高い学生なので、大手企業や関東の企業からの
内定を貰うこともよくあるが、それでもなお、地元に残っている学生もいる。

 

高橋:弊社にも九州大学や京都大学出身のメンバーもいる中で、どうすれば地方の企業が九州大学や学生と出会えるのかは企業の関心事だと思う。

 

姜:非常に大事だと。

 

高橋:何かきっかけやヒントがあれば。今は色んな方や色んな所が考えていることだが出会えない。企業は学生がいるのを知っている。学生はどういう企業があるのか、どういう仕事をしているのか、歴史がどれくらいあるのか、世界的に活躍しているのか、その辺の情報がほとんどない。学生から見えないと。

 

姜:派手といったらおかしいが、大手は宣伝や広告をよく見るし、実際学生は使っていることが多い。色んなことがあるので、色んな影響で大手企業に流れてしまう。非常に残念。私も経済界と色々協力して、一緒に仕事している中で素晴らしい企業はたくさんある。

 

姜:特に九州内はアジアと近いというのもあり、世界的な企業もあるが学生に「知ってるの?」と聞くと「知らない」と。それをどこで知るのか、問題はどうやって知るのか、そこが一番の問題点。

 

高橋:私たちはその一助になりたいという想いも込めて、はたらくTVで福岡の有力企業を特集する動画をつくり続けている。こういった学生の目に触れることのできる場をたくさん増やしていかなければいけないと。

 

姜:私もはたらくTVを拝見したが、すごく為になる。選択は学生がする、企業も選択する。しかし、情報がある中での選択、限られてる情報の中での選択で将来が全然違う。

 

姜:もしかしたら、福岡の歴史も長くて、中堅企業に勤めて企業の中でトップを目指せる学生が、関東の大手企業にいてあまり昇進せずに一生懸命頑張って終わるとお互いもったいない。

 

 

高橋:「鶏口となるも牛後となるなかれ」のような、3年で30%の新卒学生が離脱しているという
数字も盛んに言われている。学生からも1つの悩み、聞こえてくるのはどうやったら(企業と学生が)相思相愛になれるのか。ギャップとか、入った後「こんなはずじゃなかった」となりたくない。

 

高橋:これはどちらにとっても本音だと。そのためにできることとして、世の中ではインターシップとか職業体験など盛んに言われているが、インターシップに関して先生もインターシップ推進協議会のアドバイザーをされているということで、企業と学生が出会う場としてのインターシップについてご意見を。

 

姜:インターシップは素晴らしい制度だと思う。できることならば全学生・どの大学も経験して欲しい。学生に聞いたことがあるが「エントリーシート何社書いた?」「30~50社ですかね」と。「がんばったね」とは言うが、よく学生に質問をする。「付き合いたい人が30人も50人のいるの?」と。そうすると「付き合いたい人は1人ですね」と答えてくる。

 

高橋:結婚や恋愛と一緒だと

 

姜:要は一緒だと。実際そういう出会いでないとお互いに分からないと。インターシップは必ずしも一社だけする必要はないと思うが、ある程度の時間はじっくりかけてゆっくりお互いを知って、学生も企業を知って、企業も学生をよく見るべきである。

 

姜:学生は企業の表だけではなくて、中でどういうことが起きているのか、本当に雰囲気はどうなのか、人間関係はどんな感じなのか肌で感じないと、エントリーシートを書いて、面接を受けて1日くらい見学したかも知れないがそれでは非常に分からない。

 

姜:だからといって今の若い学生は、それでもいいと入ってみたら全然違うと。しかし、入った以上は3~4年は頑張るという姿勢でいられるかというと非常に厳しい。何故かと言うと、色んな情報が入ってくるし、迷いもあるし、他の学生との比較もするから。「何であの会社はこうなのにウチはこうなの」とか。

 

姜:そうするとすごく辞めたくなる。ミスマッチングする人をできるだけ減らすには、じっくり会社を知ることに尽きる。その方法はインターシップしかない。あとは・・・

 

高橋:アルバイト?

 

姜:アルバイトも悪くはないと思うが限りがあるので

 

高橋:末端の採用をするのがアルバイトの特徴。

 

姜:学生が入る分野は色々ある。事務だったり、営業もある。稀だが、企業との共同研究を大学が
やっている場合、そこに派遣される学生がいたり、企業が学生の派遣を要請したり、一緒に共同研究しながら企業の内部が分かり、人間関係も形成されると。しかしそれはごく一部で、みんなができる訳ではない。特に学部生に限ってはインターシップ制度が一番いいと。

 

 

聴き手:高橋康徳(はたらくTVプロデューサー)

 

記事を書いた人:髙橋 康徳

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