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JOUNAL記事

2018.8.6 就活記事

中小企業の価値?

先日都内で、とある画像技術系企業の経営者さんに取材する機会がありました。
その際話題にのぼったのが「中小企業の社会的価値」というテーマ。

日本経済を支えているのは全体の99%に上る中小企業と言ってもいい。
一方で、多くの学生や関係者がその社会的・経済的な価値が知らないが故に、
中小企業には目を向けられない現実があると。

その言葉がとても気になってしまったので、
取材のお話をもとに「中小企業の価値とはなんぞや?」を改めて考えてみました。

多数派だけど影が薄い?

中小企業とは、ざっくり定義すると、従業員数300名以下の企業のこと。(細かい定義は中小企業基本法をご覧ください。)

 日本の企業の99.7%は中小企業、常時雇用者の69.4%が中小企業で働いている。日本企業の圧倒的マジョリティー中小企業。

 

その有効求人倍率は6.45倍(=求職者1名に対して6社からオファーがある状態)と働き手が重宝される市場でもあります。

 

 

 一方で、中堅・中小企業を志向する就活生は、例年全体の1割程度。マイノリティです。いわゆる「大手志向」が5~6割を占め、残りが「企業規模にはこだわらない」派なんだとか。割合分布は調査によってばらつきがあり正確な数字は特定できませんでしたが、確実に言えるのは”その社会的インパクトにも関わらず、中小企業の存在感は学生の中でおしなべて低い”ということです。

それでは中小企業の”社会的インパクト”とは何なのか?
ここでは大きく、①経済的価値と②地域的価値という観点から挙げてみます。

中小企業は成長株!?

①経済的価値

 日本の雇用の約7割を中小企業が占めるということは先述した通りです。言い換えると、それだけの雇用者の家計を支えているのが中小企業。さらに日本のGDP(国内総生産)の60%を中小企業が支えているという調査結果もあるようです。(根拠のデータは発見できず…ご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。)

 また株価から見ても「2002年の時点で上場していた企業のうち、10年間で株価が上昇した企業は全体の70%(1705社)」でありその成長株の内訳の多くが中小企業(しかもオーナー系)という傾向があるんだとか。つまり、中小企業って、経済的に見ても元気なんですね(だからって投資の結果は保証しかねますので悪しからず)。

 1社1社の事情は異なりますが、束として見ると、中小企業が国家にもたらす経済効果って凄まじいわけです。

「地域のみなさんに愛される」が合言葉のようにつかわれるワケ

②地域的価値

 中小企業を語る上で「地域」は避けて通れないキーワードです。中小企業において、どこで創業するか、どこに拠点を出すか、企業戦略的にも「エリア」が非常に重要になります。業界にもよりますが、基本的に中小企業は”地域”ありき。場所を選ぶビジネスモデルなのです。一方で大企業の地方へ進出・撤退の判断は「経済性」が時となります。極端に言うと、儲かるから(コストが安いから)進出し、儲からなくなったら撤退する。結果、地方にシャッター街が増える一因にもなっているのです。

 

 

 中小企業は地域ありきだからこそ、地域密着を本気で志向します。よく耳にする「地域のみなさんに愛される~」というフレーズは、企業の生存戦略の表れ。”この場所でどう生き残るか”を必死で考えます。そして直接的にも(職業体験を受け入れるとか、餅つき大会を主催するとか)間接的にも(地域の祭りに協賛するとか、経済効果を生むとか)、地元を元気にする。地域の活性化は、中小企業が存在する大きな意義でもあります。中小企業は地元を見限りません。

大きく見るとこの2点が、中小企業に特徴的な社会的インパクトとして挙げられるかと思います。詳しくは近日公開予定の取材映像にて、改めてご確認ください。

「規模」よりも「関係性」

さて、ここまで中小企業という”規模”の話をしてきましたが、誤解しないでいただきたい前提として、すべての企業はその規模に関わらず「本業・納税・雇用」を通じた社会貢献を行っているということ。大企業は大企業なりの、中小企業は中小企業なりの、それぞれの身の丈に応じた活動量で社会と関わる。そこに貴賤上下の別はありません。大企業vs中小企業という二項対立ではないのです。

 

 

 ちなみに弊社は年商1億ちょっとですが、この規模の中小企業が束になってようやく達成する売上を1社で軽々やってのける大企業はやっぱりすごいなぁと思います。またやっぱり一方で「実は業界では一目置かれる存在だった(働くまで知らなかったけど)」とか「大手企業と、自社の年商より大きい規模のプロジェクトを共同で進めている」とか中小企業なりのダイナミックなはたらきがいがあるのもまた事実。何より普遍の法則として、どんな大企業も、最初はベンチャーだったわけですから。

このように「大手か中小か」という比較にとどまらず、両者の関係性や、将来性なんかに思いを巡らせてみるのも職業選択を考えるうえで何かヒントになる気がします。

はたらくTVに登場する企業の多くは「中小企業」です。個性豊かな企業さんにぜひふれてみてください。価値を感じてみてください。いろんな企業をつまみ食いできるのは、学生の特権ですから。

▼参考サイト

http://kigyoka.com/news/magazine/magazine_20161107.html

http://www.disc.co.jp/uploads/2016/12/20161226tyosa.pdf

http://www.disc.co.jp/uploads/2018/01/2019monitor_201801.pdf

https://asahi.gakujo.ne.jp/common_sense/morning_paper/detail/id=2153

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