営業の仕事ってどんなイメージですか?また、保険の営業と聞いて何を思い浮かべますか?見込客の開拓に追われる、孤独にノルマと戦う、成果が出せず離職率が高い、保険の営業にはそんなイメージが付きまといます。そんな中、福岡にちょっと変わった保険代理店があります。個人ノルマ一切なし、チームで仕事をする、お客様第一でお役に立つ。その会社の名前は、株式会社グッドサポート。今回のカウテレビ企業密着ドキュメントは、総合保険代理店、グッドサポートの社内に潜入し、チームで働く喜びや温かい社風の秘密に迫ります。
入社7年目の杉本さん。取材当日は、取引先(日本ビルケア株式会社)で「サーベイサービス」と呼ばれる業務を行っていました。サーベイサービスとは、顧客の財産を把握したりリスクを洗い出しをすることで保険料を適正化したり、危険管理をサポートする業務です。
同社では社内の合言葉として、「お客様第一でお客様に役立つことをしよう」という考え方が浸透しています。
杉本さん:「保険の営業マンは『完全歩合制』だと思っていたが、グットサポートではチーム体制。誰かが数字を落とした月があっても他の社員でカバーをする。お客様のためにできることをやり、それに数字がついてくればいいという考え方です。」
取引先である日本ビルケア株式会社 山田秀樹社長にグッドサポートについて伺いました。
山田社長(日本ビルケア株式会社):「知識の量が素晴らしい。金額もさることながら、補償内容、期間、対応の速さをきちんと説明した上で、色々な選択肢を与えてくれるので助かっています。」
保険会社からグッドサポートへ転職を決めた金納さんにお話を伺いました。取材日は担当であるピザクックへ従業員の福利厚生制度に含まれる保険のご提案をしています。金納さんは、前職の保険会社では限られた保険商品しか提案ができず、お客様に適した商品を提案したいという想いからグッドサポートへ転職したといいます。
金納さん:「生命保険会社は一社しか扱えず、お客様のほしい保険が販売、提案できないことに『違うな』と思いながら過ごしていました。グッド・サポートでは『あの商品を売ってこい』とかは一切なく『お客様の役に立つことをしなさい』と常に言われています。」
グッド・サポートの中島克海社長はこのように語ります。
中島社長:「事故、相談、保険の提案、地域、クラブと様々な所でいかに役に立つか。役に立たないことは一切しない。『役に立つ』という絶対的理念の下にお客様に対応していきます。」
グッド・サポートでは、働き盛りな「若手・中堅社員」、転職組の「ベテラン社員」、営業スタッフをサポートする「クラーク」と呼ばれる営業事務のサポートスタッフ、3つの働き方があります。営業マン約3人に1人クラークが付くことで営業マンがお客様の役に立つためのバックアップが充実している点も同社の魅力と言えます。
本編では保険一筋40年のベテラン社員・木下さんと木下さんを支えるクラーク宮崎さんに密着しました。
木下さん:「どの商品がお客様に合っているのかを自分だけでなくサポートスタッフへ相談をして、アドバイスをしていただけることは大事なことですし、とてもありがたいです。」
また、このサポート体制は、ベテラン営業マンたちが抱える課題となっている
「退職後も自分のお客様を支え続けられるのか?」という問題にも対応してくれているといいます。
木下さん:「もしも、私が病気になり倒れたり退職したときにお客様をきちっとフォローできるスタッフがそろっている組織でとても安心感があります。」
グッド・サポートではお客様や社員だけでなく地域対しても貢献しています。社内のある部屋には山積みにされた大量の段ボールがあります。中身はミネラルウォーター。災害時、直ぐに被災地に届けられるように常時約1トンの水を保管しているといいます。これまでも熊本大震災、九州豪雨など災害のたびに会社を挙げて被災地支援を行ってきました。
最後に中島社長にこれから続く未来について伺いました。
中島社長:「経営理念は役立つことを喜び合える『STAFF大観喜企業』、この事業を始めた時に心にあったのは『いいサポートをしたい』ということ。全ての方々に役に立つのが望みで、会社の将来です。役に立つことを喜び、役に立つを実践することでスタッフもお客様もみんなが大喜びをしてもらえる会社ができればと思っています。」