就活がつらいなら

自己分析に企業研究、学業やバイトを進めながらの就活。
「よしやるぞー!」と意気込んでいる時はいいものの、続けるのは正直疲れますよね。

 

1.まずはじっくり休息

就活がつらいのは、あなたが一生懸命取り組んでいるからこそ。
まずは、心も体も疲れている今の状態を知ることが大切です。
じっくり休息をとりましょう。
そのまま走り続けても、ここぞという時に息が上がってしまっては元も子もないですからね。
 
あなたが今
会いたい人に会って
食べたいものを食べて
読みたい本を読んで
歌いたい歌を歌って
踊りたい踊りを踊って…(このくらいにしましょうか)
本当にしたいことをして数日過ごしましょう。
 
いいんです。数日を好きに過ごして下さい。
疲れている状態では、将来のことも自分の気持ちも見えてきません。
街をブラブラ散歩するだけで違うものが見えてきます。
就活とは関係なく友人と話すうちに自分の正直な気持ちが見えてきます。
 

2.周りに頼る

「助けて下さいは素敵なコトバですよ。」
これは、学生時代に私の指導教授から実際に言われたコトバです。
 
完璧を目指すと「〜ねばならない」思考に縛られます。
「希望業種を絞っていないと」
「この時期には、希望の職種を決めておかないと」
それって、難しいことですよね。
1人で考えていても明確な答えなんて出てきません、私は。
 
周りに頼りましょう!
ゼミでもアルバイト先でも、既に社会人として活躍している先輩がたくさんいます。
先輩たちは、あなたと同じように就活に疲れたり悩んだり、時には自身を鼓舞しブレイクスルーして今に至っています。ご家族は距離が近すぎて嫌だという人は、親戚のおじさんや従兄弟でもいいんです。
頼られるとみんな嬉しいんですよ。上手く頼っていろいろと聴いて下さい。
先輩から時折出てくる自慢は、大人のあなたが聞き流しましょう(笑)
 

3.ペースを見直す

心身ともに充電できましたか?
では、これまでのあなたの就活ペースを見直しましょう。
ちょっと頑張り過ぎていたのかもしれません。
 
「今を逃すと大変なことになる」
「休んでいる間に友人は就活を進めている」と焦る気持ちはわかります。
無理をしてもし内定を取れたとしも、入社後にギャップに悩むことでしょう。 
 
急いた決断は、自分の気持ちとは裏腹なものになりがち。就活のペースをメリハリのあるものにしたりスローダウンしましょう。バイトのシフトが多い週には決めた時間内で企業研究をしたり、面接が多くて疲れるときには自分へのご褒美タイムを設けるなど何だっていいのです。
立ち止まることは、長い人生の中で一瞬。
一度決めた作戦やペースは、いつだって変えていいんですよ。一生懸命でも気負わずいきましょう。
 

4.あまり周りと比べない

では、現在就活を進めている他の人はどうでしょうか?
就活がつらいかを調査したデータがあります。
 

【・調査対象:就活生、新卒2年目までの元就活生・調査人数:100名・調査期間:2022年3月・調査機関:日研トータルソーシング株式会社】

グラフから分かるように、95%もの就活生がつらいと感じているのです。
就活をつらいと感じるあなたの思考は、健全なのかもしれません。
 
社内の新入社員に話を聴いたところ、
「就活をしている友人には、怖くて相談できなかった」
「友人には相談できないので、ウェブ記事やyoutube・Instagramから就活のノウハウを学んだ」
「自分は、他の就活生から後れを取っているのではと気にして、就活カレンダーを確かめた」
といった声が上がりました。
 
自分と比べてできているように思える人でも、同じようにつらいと感じているし悩んでいるのです。
仲間である友人も就活中なので、遠慮して近況や悩みを打ち明けられないのはつらいところ。
ただ、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」というように、見えない不安に振り回されるのはもったいないですよね。周りに頼り試行錯誤して、これじゃない/やっぱりこっちだと選ぶのは自分自身ですから。
 
するなと言われても人と比べるのが人の性。
ですので、自分に言い聞かておきましょう。自分は自分。比べてしょんぼりするのはほどほどに。
「あまり」周りと比べないと。
 

5.視野を広げるインターンシップに挑戦

「この業種一本」
「この職種だけしたい」
自己分析や企業研究を進めると自分の志望が絞られてくるように思われますが、その志望が自身の首を絞めていませんか?
 
「恋人は頼りがいのある年上が絶対にいい!」と思っていても、年の割にしっかりしていないとガッカリします。他方、「年下は絶対に無理!」と思っていても、本音を話せる関係性は意外と心地いいかもしれません。
 
日本には約386万もの企業があります。食わず嫌いはもったいない。
「絶対ここしかない!」と思って行き詰っている自分の視野を広げるために、違う業種のインターンシップを試してみるのも一つの手です。自分では気づかなかった面白さを感じことができれば、視野が広がりラッキーだと。
【志望以外の業種でインターンシップを経験した学生の声はこちら】
 
一方、インターンシップを経験することで「自分の希望はこれではない」と気付くことができるかもしれません。後者だとしても、「ここではなくあの業種・会社で働きたい」という決意を助けることに繋がります。何一つ無駄なことはないのです。
 
いかがでしたか?
どれか一つでも就活がつらいあなたの心に響いていると嬉しいです。
もし就活に疲れたら、またこのページを訪れて下さい。