就職活動を始めなければいけないと思っていても、ゼミや部活、アルバイトなどで忙しく、動き始めることができない場合も多いのではないでしょうか。
そうした状況の中、
「就活ってそろそろ始めた方がいい?」
「なにから手を付けたらいいか分からない」
「インターンには参加するべき?」
など、不安に感じるコトも多いと思います。
今回の記事では就職活動が始まる時期と、準備すべきことを紹介していきます。
就職活動のスケジュールは、日本の大手企業を中心に構成された「経団連」という団体が毎年取り決めを行っています。
経団連からは23卒学生の就職活動も、22卒学生と同様のスケジュールで行うと発表されています。
22卒(昨期)と同様に「3月:会社説明会」「6月:採用選考」が開始されます。
コロナウイルスの影響で就活のオンライン化が一気に進み、今ではWEBインターンやWEB選考か当たり前になっています。
一方で、敢えて対面で会うことを重視した選考を行う企業もあり、就職活動の形態が多様化しています。
どちらにしても、多くの企業がオンラインでの採用活動を行っているので、WEB面接などの対策をしておく必要があります。
「経団連」に所属していない企業もあり、3月会社説明会・6月採用選考というスケジュールで採用活動を行わない企業も多く存在します。そういった場合、その企業独自のスケジュールで採用選考が行われており、早い企業だと大学3年生時の10月頃から選考を開始しているところもあります。
採用募集が始まる時期が企業によって異なるため、興味のある企業がある際には、企業WEBサイトや採用ナビサイトを早めに見て、情報収集しておきましょう。
全国の新聞社やテレビ局など、メディア系の企業は採用開始が早期である傾向があります。時期は年度によって変動しますが、おおよそ大学3年生の秋~冬ごろから説明会が開始されています。
また、外資系の企業も同様に大学3年生の秋~冬頃に説明会が開始される場合があります。
一般的なスケジュールに則っている場合もありますが、これらの業界に興味がある場合には特に意識をして情報を集めるようにしましょう。
就職活動をいつから始めたらいいのか?という疑問にお答えすると、「なるべく早く動き始めた方が良い」です。
会社説明会が本格的に始まるのは大学4年時の3月頃ですが、「自己分析」や「業界・企業研究」「履歴書の準備」「面接練習」「オンライン環境の整備」など、準備すべきことが沢山あります。
特に「業界・企業研究」は、自分にあった就職先を見つけるために大切な準備です。日本国内には100万社以上の企業が存在しています。星の数ほどある企業の中から納得の行く就職先を探すことは簡単ではありません。自分なりの企業選びの基準をなるべく早い時期に決めておくことで、企業探しの時間が増え将来の選択肢が広がります。まずは自分1人でできることで構いません。なるべく早く動き出すようにしましょう。
就職する前に社会人を疑似体験できるのがインターンシップです。
インターンを通して社会人と一緒に働くことで、イメージと現実の違いや仕事の楽しさと大変さを確認することができます。
就職活動が始まる直前の1月~3月頃にインターンシップを開催している企業もあるので、インターン情報に目を光らせておきましょう。
今回の記事では、就職活動が始まる時期と準備することを紹介していきました。
コロナ以前より、企業の採用情報が出始める時期にばらつきが出ています。企業ごとに時期に違いがあると思いますが、自分で情報を集めることを強く意識するようにしましょう。
働くことは辛く苦しいものではありません。自分に考え方に合った企業で働くことができれば、楽しく充実した社会人生活を送ることができます。人生が楽しくなるような仕事選びをしましょう!