岩田産業株式會社

岩田産業株式會社の会社情報

会社名 岩田産業株式會社
代表者 代表取締役社長 岩田 章
所在地 福岡市博多区諸岡3-26-39
事業内容 業務用食品商社 メニューの立案や試食のサポート、総合食品展示会開催など
従業員 670名(2018年2月)
公式サイト iwatasangyo.co.jp

岩田産業株式會社のポイント3つ

  • 九州・山口の186,000軒の外食産業を支える業界トップクラス企業
  • バイヤーから店舗経営まで、トータルな仕事ができる企業規模
  • 常時30000もの食材からお客様に提案する、食のコーディネーター

目指すは九州・山口No.1 飲食店を支える縁の下の力持ち【岩田産業グループ】

岩田産業は外食産業専門の総合食品商社です。九州・山口の186,000軒の外食産業を縁の下で支え、「この会社の存在がなければ業界そのものが成り立たない」とすら言われています。今回のドキュメントでは、九州・山口における外食産業の強力なパートナー企業、岩田産業グループに潜入し、社員たちの働きぶりに迫ります。

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飲食にまつわるトータルな仕事を経験できる

岩田社長にそれぞれの事業の目的を話していただきました。

岩田社長:「食品卸事業については、各専門の食材や商材について知識と提案の仕方を学び、お客様に提供していきます。飲食事業では飲食店に関わる経営の全てを学ぶお客様の気持ちに近づいてもらいたいです。」

幅広い商品を取り扱う岩田産業だからできること

入社1年目の古賀さんは毎日30件前後の飲食店に食材を届けています。取材日もハンバーグの提案を飲食店の店長にしていました。

古賀さん:「同じ商品でもお店によって返ってくる反応が違うので、その反応を見ながら、自分なりに考えて相手に合った提案をするようにしています。」

同じ食品業界でも、食品卸かメーカーで仕事の内容も大きく異なるといいます。それは、古賀さんの入社の決め手にも関わっていました。

古賀さん:「メーカーだと扱う商品が限られています。食品卸だと商品も多く、色んなたちと接することができるので、岩田産業に入った5年後、10年後の方が人間として成長できると思い入社を決めました。

ホテルや大型施設の食事にも影響を与える「食のコーディネーター」という仕事

岩田産業の納品先は飲食店だけではなく、ヤフオクドームや別府杉乃井ホテルなど大型施設の食の裏方も担っています。

福岡市内のホテルを担当している辻さん。取材日は、サットンホテル博多シティを訪れていました。ホテルでは、集客策としてイベリコ豚を使ったメニューを検討しているといいます。辻さんはイベリコ豚のグレードの違いを説明しながら一緒にメニュー内容を手伝っていました。

岩田産業では有名食品メーカーだけではなく、自社オリジナルの商品を含めて常時30000種類以上もの食材を取り扱っています。社員たちはその時々に合った食材をお客様に提供する、いわば食のコーディネーターでもあります。

辻さん:「入社した当時は『お客様から言われたことをやる』ことが、仕事内容かと思っていましたが、大事なのは『自分から動いて提案していく』営業です。訪問し続けることで力になり、結果として残ります。それがこの仕事の醍醐味だと思います。」

会社内で学べる環境が豊富 興味のある分野でプロフェッショナルに

岩田産業グループではキャリアアップに合わせた様々な研修が用意されています。例えば、若手社員向けに社長や先輩社員が営業体験談を語る「未来塾」、幹部育成の講座「信楽喜塾」「夢創塾」、各事業所に社長が出向いて社員一人ひとりと向き合う「社長塾」があるそうです。こうした研修をすることで、「価値観の共有」を目的とし、社員一人ひとりの成長を願って行われているといいます。また、岩田産業グループでは、「社員の資格取得」を応援しています。惣菜管理士、フードアナリスト、ごはんソムリエなど興味のある分野で、プロフェッショナルになる道が用意されています。

 

岩田産業率いる岩田章社長に求める人物像を伺いました。

「明るく元気に、ニコニコ、テキパキ、ハキハキ、1つのことをコツコツ、当たり前のことをコツコツやっていける人。会社に入ってからでもいいのでそうなりたいと思う方を求めています。」

最後に改めて社員さんに、岩田産業での働き甲斐を伺いました。

「岩田産業グループをひと言で表すと『誠実』。先輩社員も同期もみんなマジメで僕もマジメな方なので、僕自身マッチしているかなと。」

「遊ぶ時は全力で遊ぶ。一生懸命仕事をする時は全力でする。そういうON/OFFは非常にはっきりしている会社だと思います。」

「『配達が大変』というイメージが強いと思いますが、実際は、お客様と一緒にメニューを考えたり、どのように商売繁盛していくかを考える時間の方が多いので、一緒にお店を作っていくというやり甲斐があります。」