株式会社テノ.コーポレーション

株式会社テノ.コーポレーションの会社情報

会社名 株式会社テノ.コーポレーション
代表者 代表取締役 池内 比呂子
所在地 福岡県福岡市博多区上呉服町10丁目10番 呉服町ビジネスセンター5F
事業内容 認可保育所運営、認証保育所運営、小規模保育所運営、自治体保育室運営
従業員 2600名(グループ全体)
公式サイト https://www.teno.co.jp/

株式会社テノ.コーポレーションのポイント3つ

  • やりたいことをどんどんやれる、保育士の自主性を重んじる運営
  • 保育士の離職理由1位「人間関係」を解消するサポートチームの存在
  • 仕事も結婚も子どもも諦めない、働く社員の思いを受け入れる環境づくり

手の温もりまでも伝えたい【テノ.コーポレーション】

現在、全国の待機児童の数は55,433人(平成29年10月時点)。その背景にあるのが深刻な保育士不足です。保育士の登録者は全国で120万人、しかしその内80万人が実稼働していないという現実があります。そうした中、保育士の働きやすい環境づくりを進めることで、多くの保育士たちに支持されている会社があります。それが子育て支援企業「テノ.コーポテーション」です。今回のカウテレビ企業密着ドキュメントでは、テノ.コーポレーションの保育園に潜入し、保育士たちの奮闘と喜びを取材しました。

テノ.グループは、テノ.ホールディングスというホールディングカンパニーを筆頭に、「テノ.コーポレーション」と「テノ.サポート」という事業に分けた2社を傘下に持つグループ企業です。「テノ.コーポレーション」は自社直営の認可保育所「ほっぺるランド」を運営しており、また「テノ.サポート」は企業の事業所内保育所、学童保育、保育士の派遣・紹介、教育、ベビーシッターなどを運営しています。このように子育て支援の幅広いサービスを展開しています。

休みがしっかり取れて、主体性を発揮。働きたい楽しい職場

取材当日、東京のほっぺるランド神楽坂では、運動会のリハーサルが行われていました。運動会の準備後、主任の安山さんに話を伺いました。

安山さん:「運動会の準備は大変です。でもその後の充実感はすごいです。子どもがやり遂げたこと以上に親の顔を見たらやってよかったなと思います。」

ほっぺるランドでは最低限のルール以外は保育士の自主性を重んじる運営体制を取っているそうです。

安山さん:「希望して休みは取れて、旅行に行くこともできます。残業も『行事前だから残業よ』というのは一切無いです。自分のやりたいこともできて、開拓したい私にとって、楽しい職場です。」

テノ.コーポレーションで園長をやりたい

ほっぺるランドで園長を務めている高橋さん、入社前、施設長をやってみたい気持ちと責任の重さに葛藤があったといいます。

高橋さん:「入社面接時に『まさに発展途上中で、園の運営の作り上げていける、やりがいのあるポジションですよ。』その言葉を聞いて、テノ.コーポレーションだったら園長という仕事を全うできそうだと感じました。また、職員と考えを試行錯誤しながら、頂上に目標に向かっていく環境が魅力的で、この会社で園長をすればやりがいがあるのではと思いました。」

人間関係で辞めるのはもったいない、そうさせない組織づくりとは?

保育士の離職理由の第一位は、『職場や保護者との人間関係』だといいます。

テノ.コーポレーションでは人間関係に悩む保育士が出ないように様々な対策を講じています。その一つに本社に保育士のサポートチームが作られていることです。

ほっぺるランド神楽坂主任・安山さん:「園内での悩み事があった時、園長には言えなかったりすることもありますが、それを本社(運営課)に相談できるというのは心強いです。」

保育所運営・教育部長の平田さんは本社の役割をこのように語っています。

平田さん:「運営課は、会社の決まりごとや守っていただかないといけないことを保育士に伝えたり、嫌なことでも、伝えないといけないこともあります。でも現場の大変さや、もっと会社に分かってほしいという現場の先生方の思いを受け入れていきたい。私たちが拠りどころでないといけないと思っています。」

最後に、池内社長に話を伺いました。

池内社長:「私たちが成長すればするほど社会の役に立つと思っています。『ウチの会社って楽しいね』と言ってもらえる会社を目指してやっていきたいです。」