会社名 | 株式会社 カスタネット(CIJグループ) |
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代表者 | 代表取締役社長 坂元 昭彦 |
所在地 | 福岡市博多区博多駅南1-2-2 博多1091ビル 8F |
事業内容 | ソフトウェア開発及びソフトウェア製造販売事業 |
従業員 | 82名 |
公式サイト | custa-net.co.jp |
2017年2月、文部科学省が小学校でのプログラミング教育を2020年度までに必修化すると発表しました。今やITは社会の基盤であり、ますます社会での需要が高まっています。私たちの生活に急速にITテクノロジーが浸透する中、幅広い業種のシステムを支えている技術者の集団があります。今回は金融・通信・交通・官公庁・教育など幅広い分野のITインフラを支えている株式会社カスタネットに潜入し、そこで働くエンジニアの仕事に迫ります。
CIJグループは、東証一部上場の株式会社CIJを筆頭に、特徴の異なる4社のITシステム会社で構成される企業グループです。従業員総数1600名を超え、その90%以上がシステムエンジニアという技術者集団です。今回密着したカスタネットは、福岡に本社を置き、電力インフラや金融のシステム開発などを得意している会社です。
入社3年目・プログラマーの青木さんは、大手自動車メーカーの工場で設備が正常に動いているかどうかを分析するシステムを作っています。システム会社9社が携わる大型のプロジェクトメンバーとして活躍しています。
青木さんにプログラマとしての働き甲斐を尋ねました。
青木さん:「テレビや街中で動いているものを見た時に、『この裏側できっとこういうシステムが働いて、それを作っている人がいるんだなと。こういう仕事してる人じゃないと中々気付けないことですが、ちゃんと社会の一人として仕事してるんだなと思えることです。」
入社8年目・システムエンジニアの山下さんは、8年間で14ものプロジェクトに携わりながらプログラマとして経験を積み、今はより高度な仕事をしている人物です。
山下さんにシステムエンジニアという仕事の醍醐味について語ってもらいました。
山下さん:「社会貢献できるシステムに携われるのが一番の醍醐味だと思っていて、システムを作りたいお客様は企業ですが、そのシステムを使うのは一般の人。その利用者に喜んでもらえるシステムを作って、インターネットの評判で『使いやすい』というコメントがあるとすごくやりがいを感じます。」
勤続17年目の西畑さんは、若手幹部メンバーとして「事業推進会議」と呼ばれる、社員の働く環境をよりよくしていくためのミーティングに参加しています。
数々の経験や後輩育成が評価され、幹部社員として会社作りに関わるまでにキャリアアップしてきたといいます。
西畑さん:「幹部社員になったことで決定的に違うのが、部下がいて責任があること。リーダーとして、全員がパフォーマンスを発揮できるように、売上に貢献できるように、モチベーションを高く保って作業をし続けられるような環境づくりだったり、方針を打ち出していっているところです。」
また、カスタネットの魅力は後輩や会社の成長を実感しながら働ける環境だと西畑さんは語ります。
西畑さん:「やっぱり皆が『頑張ったぞ、貢献したぞ』と思える作業の仕方が一番チームにとっていいのかなと思います。自分たちで会社を大きくしているんだというところが、17年間働き続けている理由です。」
CIJグループの一角として、電力インフラや金融・医療・官公庁、そして教育系と、幅広いシステム開発を得意とするカスタネット。坂元社長は、IT業界とCIJグループの展望について、こう語ります。
坂元社長:「ITやソフトウェアは、我々の生活にはなくてはならないものなので、CIT・グループの用途はまだまだ広がっていく。システムやサービスの組み合わせが新たなサービスになっていくので、役に立つソフトウェアを作っていくのが私たちの目標です。」