くるみん認定（以下、くるみん）は、仕事と子育ての両立支援に取り組んでいる企業を認定する制度です。
「次世代育成支援対策推進法」という法律に基づいて厚生労働省が実施しています。
・一定水準以上の育児休業取得
・育児に伴う時短勤務制度の設置
など、10の要件からなる「くるみん認定基準」を満たす必要があり、認定企業にはくるみんマークが付与され、自社製品やホームページ、求人広告などにつけることができます。
このような点から、くるみんは子育てサポート企業として国の認定を受けた証と言い表すことができるのです。
「くるみん」という名前には、会社“ぐるみ”で取り組む子育て支援によって、子どもが優しく“くるまれている”という意味が込められているそうです。
くるみん認定を受けるためには、以下10項目の認定基準を全て満たす必要があります。
1.雇用環境の整備について、行動計画策定指針に照らし適切な一般事業主行動計画を策定したこと
2.行動計画の計画期間が2年以上5年以下であること
3.行動計画を実施し、計画に定めた目標を達成したこと
4.平成21年4月1日以降に策定・変更した行動計画を公表し、労働者への周知を適切に行っていること
5.男性の育児休業等取得について、次の①又は②を満たすこと
① 配偶者が出産した男性労働者のうち、育児休業等を取得した者の割合が7％以上であること
② 配偶者が出産した男性労働者のうち、育児休業等および育児休業に類似した企業独自の休暇制度を利用した者の割合が15％以上であり、なおかつ育児休業等をした者の数が１人以上いること
6.計画期間において、女性労働者の育児休業等取得率が75％以上であること
7.3歳から小学校就学前の子を育てる労働者について「育児休業に関する制度、所定外労働の制限に関する制度、 所定労働時間の短縮措置又は始業時刻変更等の措置に準ずる制度」を講じていること
8.労働時間数について、以下の両方を満たすこと
① フルタイムの労働者等の法定時間外・法定休日労働時間の平均が各月45時間未満であること
② 月平均の法定時間外労働60時間以上の労働者がいないこと。
9.次の①～③のいずれかを具体的な成果となる目標を定めて実施していること
① 所定外労働の削減のための措置
② 年次有給休暇の取得の促進のための措置
③ 短時間正社員制度、在宅勤務、テレワークその他の働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備のための措置
10.法および法に基づく命令その他関係法令に違反する重大な事実がないこと
令和4年2月末現在の認定件数
プラチナくるみん認定企業数 8社
くるみん認定企業数 64社
※企業名などの公表に了解をした企業のみ、認定当時の企業名を掲載しています。
※一覧表はここをクリックしてください。
九州NSソリューションズ株式会社
ホシザキ北九株式会社
株式会社清和
総合メディカル株式会社
株式会社安川電機
医療法人 健明会
TOTO株式会社
医療法人寿芳会 北九州市
福岡トヨペット株式会社
九州NSソリューションズ株式会社
株式会社エスティ環境設計研究所
SCSK九州株式会社
株式会社読売西部サービス
株式会社安川ロジステック
株式会社キャリア・リード
西部瓦斯株式会社
株式会社読売新聞西部本社
医療法人貝塚病院
株式会社福岡中央銀行
株式会社ソルネット
西部電気工業株式会社
株式会社キシヤ
フォーシーズ株式会社
株式会社ドコモCS九州
TIS西日本株式会社 福岡市
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ九州
九州NSソリューションズ株式会社
総合メディカル株式会社
株式会社ペンシル
マックスバリュ九州株式会社
有限会社Linkプロジェクト
大電株式会社
株式会社イーサポート
株式会社イービーエム
株式会社小山千緑園
株式会社デンソー九州
九州旅客鉄道株式会社
フォーシーズ株式会社 福岡市
福岡トヨペット株式会社
株式会社読売新聞西部本社
ホシザキ北九株式会社
SCSK九州株式会社
株式会社翔薬
イオン九州株式会社
九電不動産株式会社
大英産業株式会社
株式会社西日本新聞
フォーシーズ株式会社 （本社：東京都港区）
ミサワホーム株式会社
株式会社アイリス
大橋エアシステム株式会社
株式会社キャリア・リード
国立大学法人九州工業大学
九州電力株式会社
九州旅客鉄道株式会社
医療法人健明会
株式会社清和
TIS西日本株式会社
西日本鉄道株式会社
ホシザキ北九株式会社
株式会社マイマイ
株式会社安川電機
(参考：福岡市労働局サイトhttps://jsite.mhlw.go.jp/fukuoka-roudoukyoku/tokushu_campaign/ippan_zigyo/ryoritu01.html)
