会社名 |
株式会社 関家具 |
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代表者 | 代表取締役 関 文彦 |
所在地 | 福岡県大川市幡保201-1 |
事業内容 | 家具・インテリア・住関連商品企画販売 |
従業員 | 518名(2021年6月時点) |
公式サイト | sekikagu.co.jp |
ここがポイント3つ
かつて、経済が右肩上がりだった高度経済成長期。日本の経済を大きく牽引した産業の1つが、家具産業。しかし、今、全国の家具産地は、どこも、過渡期に差し掛かっています。そうした中、「日本一の家具産地」と呼ばれる福岡県大川市で、産地復興に挑戦し、次々と新規事業を打ち出し、業績は右肩上がり。創業以来、50年近く、一度の赤字もないという、家具業界のブランド企業、関家具に潜入しました。
家具卸事業:国内外のメーカーとタイアップした商品を全国2000店舗に供給。業界日本一の事業
商品を一部を紹介すると、機能性オフィスチェアの「エルゴヒューマン」、イタリア製ハンドメイドソファの「フェデリコセコンド」、ドイツのマットレスブランド「シェララフィア・ゲルテックス」、さらに、自社ブランドとしての「クラッシュクラッシュプロジェクト」など、多数取り扱っています。
リーシング事業:直営店を経営
コントラクト事業:ホテルなどの空間プロデュース
独自ブランド事業:木材の買い付けから製造、販売までを行う高級一枚板の家具等
新しいステージに踏み出しています。
卸事業部で働く坂本さんに営業を行う点で関家具でよかったことを話して頂きました。
坂本さん:「関家具に対するお客様からの信頼が厚いです。『関家具に聞けば何か見つかる』と思われている点や『関家具』というネームバリューがあるので、営業がしやすいです。」
リーシング事業部の永田さん、関家具の直営店「クラッシュゲート」の店舗展開を行うチームの1人です。3年間で11店舗オープンさせてきた立役者でもあります。取材当日、永田さんは新しい店舗の出店計画の打ち合わせをテナント誘致の担当者と行っていました。取引先の山崎さんも永田さんと仕事をする中でこだわりの強さを感じると言います。
山崎さん:「商品・売り場・人に対するこだわりを、関家具の皆さんすごく考えられています。」
永田さん、実は前職は、家具小売りの大手企業でバイヤーとして働いていたそうです。関家具へ転職を決意するきっかけは、当時取引先であった関家具の春田部長だったと言います。
永田さん:「春田本部長の商品知識や貿易の知識、産地の知識、仕事の見方など、すごく感心するものがありました。こんなすごい人間がいるのかと、関家具を知れば知るほどすごい会社だなと惹かれました。」
コントラクトチームの1人山下さん、関家具で働きながら結婚・出産し、産休を経て職場に復帰したといいます。山下さんは関家具では新卒で産休・育休を初めて取得した社員です。
山下さん:「関社長が「1年休まんね」と言ってくれました。会社も一緒に産休ルールを作
ってくれて、休んでる時も代わりにメールを返信したり、周りの人がカバーしてくれる。子育てしながらやりたいことをやらせてもらえる会社です。」
このように、関家具には、メンバーが欠けてもカバーし合える環境作りが積極的に行われています。
関社長:「誰かが1~2週間海外旅行に行ったとしても、売り上げが落ちずお客様や社員にも迷惑が掛からない、そのためには一匹狼で仕事するよりもチームで行うことが大切です。」
最後に関社長に今後のビジョンと求める人物像を伺いました。
関社長:「大川では、この4㎢に1200~1300の事業所が集積しています。今後もそれぞれの技を磨いて、『オール大川株式会社』と私は言いますが、これを力を合わせて守り育てていくことが我が社の使命です。使命感、展望、情熱に満ち溢れた人がいい人生を送ることは間違いありません。社員一丸となって理想の企業を目指しています。そこには新しいパワーが必要です。使命感、展望、情熱を持つ人は是非、我が社においでください。」