安田建物管理株式会社

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安田建物管理株式会社の会社情報

会社名 安田建物管理株式会社
代表者 代表取締役社長 安田 進
所在地 福岡市博多区吉塚3-2-22
事業内容 ホスピタルフードサービス(病院患者向け給食業務) ビルメンテナンス(建物の清掃管理、設備管理業務) プロパティマネジメント(不動産管理、賃貸管理、リノベーション、売買業務) コンサルティングサービス(一級建築士事務所、大規模修繕工事、 建物診断、 企画支援業務)
従業員 429名
公式サイト ymgroup.net

安田建物管理株式会社のポイント3つ

  • 福岡の地で50年以上、人々の安心・安全を支える企業
  • ビル管理から求人広告代理店、病院給食の提供まで幅広く事業を展開
  • 目指すは「大企業で上場よりも、小さくても大企業に負けない会社づくり」

人々の生活を支える仕事【安田建物管理】

日本の政令指定都市の中でも、成長が期待されている「福岡」。その生活が安心・安全に保たれている背景には、見えないところで活躍する人々の存在があります。ビルの清掃、ゴミの回収、設備機器のメンテナンスといった建物の管理から、病院や介護施設の運営サポート、さらには高齢者人材の活用に着目した新たな求人広告の代理店業まで、世の中の困りごとを一つ一つ解決しているワイエムグループ。お客様から信頼を勝ち取り、50年以上の永きに渡り人々の生活を支えている企業です。

ワイエムグループは中核企業である安田建物管理を筆頭に、介護施設等給食業務、レストラン・売店事業を行う「ワイエムフーズ」、老人ホームの運営、介護サービスを行う「ワイエムサービス」、社員食堂、コンビエンスストアを運営する「ワイエムサポート」、求人広告代理店、求人サイトの企画・制作・運営を行う「ワイエム企画」のグループ5社からなります。本社は福岡市博多区。創業は昭和41年。グループ全体で従業員数およそ665名(2019年5月現在)。建物管理から病院給食の提供まで、幅広く事業を展開しています。

福岡の地で50年以上に渡り人々の役に立っている仕事

福岡市天神のど真ん中にある九州で最も歴史のあるアーケード街、新天町商店街。実はこの商店街の清掃や、電気設備・給排水のメンテナンスを、30年以上にわたって受託しているのが安田建物管理です。

 

新天町商店街・中西理事:「雨が降った、雨が漏れたとか、お客さんがアイスクリームをこぼしたとか、ガムで汚れている部分があるとか…そいういう時もすぐに対応してくれます。何か問題があった時に早く対応していただけるのが一番助かる。その点で最高に安心できる。お任せできる会社かなと。」

 

このようにワイエムグループは、福岡の地で50年以上に渡り、人々の生活を支えているのです。

建物の清掃業務からスタート。お客様の要望に応えながら事業拡大を進める創業当初

昭和41年7月、安田建物管理は、初代社長、安田正兼によって創業されました。当時の社名は「安田商会」。昭和45年、安田商会は有限会社となります。当時、正兼47歳、現社長の安田進は23歳でした。

当初の事業は、建物の清掃業務。コツコツと続けるうちにお客様から、電気や給排水、ボイラーといった設備の仕事を頼まれるようになってきたといいます。

安田社長:「『ボイラーできるか?』とと言われて『やります!』とボイラーの仕事が増えたり…そうして1つ1つのパーツが大きくなっていく。これは全部お客様が教えてくれた大事な宝ですね。」

こうしたコツコツとした地道な歩みが、ワイエムグループのトータルなビル管理サービスの原点です。

管理部の部長、鈴木さんはワイエムグループの強みについてこう語ります。

鈴木部長:「建物の管理に関してできないことはございません。公共、民間施設を問わず管理しているので、逆に対象としていない施設を見つける方が難しいのかなと。」

急成長の事業「ホスピタルフードサービス」夢を届ける仕事とは

創業からちょうど20年目の昭和61年7月、安田建物管理株式会社へと社名変更。安田建物管理の事業は、さらなる広がりを見せていきます。

とある病院の売店運営を任されたことをきっかけに、施設給食やコンビニ運営の代行サービスを開始します。今では、ワイエムフーズ、ワイエムサポートとして、およそ30の施設を任されるほどに成長しました。中でも、病院の患者給食業務は「ホスピタルフードサービス」と呼ばれ、最も成長している事業の1つです。

ワイエムフーズの上渕専務は、「ホスピタルフードサービス」事業のやりがいについてこう語ります。

上渕専務:「『食べる』ことは衣・食・住の中で大事なこと。患者さんから『おいしか〜ありがとう』って言っていただける。私達の仕事って『夢をお届けしているよね』とスタッフたちとよく話します。」

強みを生かしてマンション管理へ事業拡大。自分のことのようにお客様を考える営業方法

YMグループは平成11年、不動産管理事業に着手。それまでのビル管理からマンション管理など、住宅方面へも事業の幅を広げていったといいます。

営業CS事業部・筬島部長:「例えば、水漏れや災害があったりとか…お客様が困ったときに一番に顔を出して、何でもできるプロの管理会社としてお客様に満足を提供するのが使命だと思っています。」

マンション管理課・波多江課長:「マンションというのは他人の財産。だけれども、あたかも自分の財産であるかのように仕事をする。『管理会社が当社でよかったな』と思っていただけることを目指していきたいと思います。」

社会問題を解決する仕事〜介護事業、宅地建物事業、高齢者人材向けの求人広告第展事業に参入

平成10年4月、安田進氏が2代目社長に就任。そして平成15年、安田社長は老人ホームを購入し介護事業に参入していきます。事業を始めたきっかけは、両親が入居していた老人ホームでのずさんな介護を目の当たりにしたことだといいます。「自分の親のように入居者を大切にする老人ホームを作りたい」という想いからスタートしました。

老人ホームを運営するワイエムサービスの山下施設長は仕事のやりがいについてこう語ります。

山下施設長:「同じ屋根の下で生活しているような状況ですよね。『自分の親、おじいちゃん、おばあちゃんと思って接しなさい』と。家族の一員として当たり前の介護をしている。些細なことでも耳を傾けて、こちらに何を投げかけているのかをどうキャッチするか心がけていますね。」

平成18年、宅地建物取引業に登録。そして、一級建築士事務所を開設。建築物管理や消防設備など、専門性の高い設備管理も自社で行えるようになりました。新たに開設された一級建築士事務所の平尾所長は、今の仕事は社会課題の解決に役立つと語ります。

平尾所長:「放っておいたら建物はどんどん悪くなっていくので…。悪くなった箇所をタイムリーにお客様に知らせることによって最終的には建物を長く使えることにもなるので、そういう意味では資産価値の向上も名目の1つですね。」

そして、50周年を迎えた平成28年、株式会社ワイエム企画を設立。ビル管理の枠を超え、求人広告の代理店業務をスタート。人手不足が深刻化する中、高齢者人材の活用に着目した新たなチャレンジです。

ワイエム企画・小林社長:「体は元気で能力もあれば、もっと若い人たちにいろんなことを教えてあげられて、『あと10年なり20なり頑張ってください』ってお願いできる。そういう高齢者の方々って沢山いるんですよ。そういう方々を発掘できるような紙面を作りたいなと。」

創業から50年、清掃業務に始まり、様々なチャレンジを続けることで成長してきた安田建物管理とワイエムグループ。次なる50年に向けたテーマは、「CHALLENGE FOR DREAM 〜仕事に感動を作る小さな大企業〜」このテーマのもと、平成28年、安田建物管理のロゴマークも一新した。

人と人のつながりを大事にしてきたワイエムグループ。これからもそのチャレンジは続いていくのである。