会社名 | 株式会社ハローデイ |
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代表者 | 代表取締役社長 加治 敬通 |
所在地 | 北九州市小倉南区徳力3丁目6番16号 |
事業内容 | スーパーマーケット |
従業員 | 3,828名 |
公式サイト | halloday.co.jp |
ここがポイント3つ
全国屈指のスーパーマーケットとして、テレビなどにもたびたび登場している、株式会社ハローデイ。従来型のスーパーマーケットではなく、「アミューズメントフードホール」というコンセプトで、お客様が、楽しみながら日常の買い物をできる売り場づくりが人気です。今回のカウテレビ企業密着ドキュメントでは、業界において日本一視察が多いスーパーと言われる同社に潜入し、働く人のやる気と可能性を引き出す風土と取り組みについて伺いました。
ハローデイ井尻店の朝7時。入社2年目の吉村さんに密着しました。吉村さんの朝一番の仕事は、店頭に並ぶ生肉をカットすることです。ところで、吉村さん、仕事をしている様子が、とても楽しそうに見えます。どうしてこんなにニコニコしているんでしょうか?
吉村さん:「最初分からなかった部分がどんどん見えてきます。「週末はいい商品が売れて、週の頭は切り落とし、お弁当が売れる。段々分かることが増えてやりがいがあります。自分の成長が分かるんですよ。そこがいいですね」
ハローデイには、業界トップクラスの売上げを誇る店舗が、たくさんあります。その強さを支えているのが、「楽しい売り場」です。会社や上司からの指示でなく現場のスタッフ自ら試行錯誤して売り場を作っています。
ワクワクする売場づくりのための工夫の1つが、ハローデイの社内に用意されている数々のイベントです。中でも最大のものが「ハロリンピック」。 年に 一度、各店舗をあげて お客様に楽しんでもらう売場作りを競うイベントです。
山田チーフ:「毎日ちょっとしたことですが、『明日あれ売ろうか』言って思った通り売れたら、『今日やっぱり売れたね』と楽しく終われたり、自分たちで考えてやったことが成功した時は嬉しいです。」
スタッフが協力し合うことによって、どんどん成長を遂げていく。ハローデイには、そんな「仕組み」と「風土」があります。
現場の声を大切に、お客様の声はどこの部署でも宝もの
バイヤーの仕事をする古郷さんに密着しました。バイヤーの仕事は、新商品の企画や開発を担うポジションです。
取材日は新商品のトンカツについて取引先の担当者と打ち合わせを行っています。古郷さんはバイヤーになる前に5年間店舗で働いた経験があり、その時の経験が「お客様目線を育ててくれた」と語ります。
古郷さん:「お客様の声を真撃に受け止め、それらを現場にいたときに引き出しに入れてきました。商品開発になった今、その声を反映させることがお客様にとってプラスになるのではないかと思います。『どういう仕事をしたい』『今後こういう風にやりたい』という意見を申告できる仕組みがあります。ハローデイは昔からチャンスが多い企業です。」
ハローデイを率いる加治敬通(のりゆき)社長です。加治社長に、求める人物像を伺いました。
加治社長:「不得意はいろいろありますが、『自分の長所を120、130、200%にしよう』と伝えています。そうすると短所は人間味に変化していきます。得意技を出していくと組織で輝けるし、認められると楽しいですよね。求める人材は、たった一つ『素直な方』。頭が良いとか関係ないです。素直に『ありがとうございます』が言える人が伸びますから。」