4人に1人が経験?就活セクハラ対策

就活セクハラは4人に1人が経験している

今話題の就活セクハラは4人に1人が経験していると厚労省が初調査しました。
厚生労働省が4月に発表したこの調査、就職活動やインターンシップでセクハラを受けた経験があるかを聞いたものです。

就活セクハラの被害は実は男性の方が多い

実は、被害にあっているのは女性ばかりではなく男女別で見ると、
男性の方が女性より割合が高いという結果になっています。
セクハラの内容は「性的な冗談やからかい」が40.4%、「食事やデートへの執拗な誘い」が27.5%などとなっています。
男性の方が面接官から冗談やからかいを受けやすいということでしょうか?

何をしても解決にならないと思った

就活セクハラを受けたと回答した学生にその後の対応を尋ねたところ、
1番多い回答が「何もしなかった」という回答で約24%。
「何をしても解決にならないと思った」と答えた学生が半数近くに上りました。

厚労省が呼びかける就活セクハラ被害防止のポイント

・個別での食事や飲酒の要求に応じない

・密室で1対1の面談は避ける

・携帯メールやLINEで採用に関係のないやりとりは避ける

・ハラスメントを感じたら早い段階で労働局などに相談を

【セクハラは気軽に相談を】
ハラスメントを感じた時にその場で『セクハラですよ!』と指摘するのは難しいことですが、1人1人が問題意識を持つことから始めましょう。
もしトラブルがあったら大学のキャリアセンターなど信頼できる大人に相談し、被害にあったら、労働局や大学のキャリアセンターや家族に話すなど、1人でで抱え込まないようにしてください。