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2018.8.6

学生と企業が相思相愛になるためには#2 「卒業後九州に残る留学生は5%」 留学生が地方で就職しない理由

九州大学 留学センター
姜 益俊 准教授

 

高橋:インターンシップ先の選び方として、先週インタビューした方は「自分の興味のある分野・会社を受けるのはもちろんとして、興味のない世界も受けてみると自分の新しい側面だったり、新しい能力・可能性を発見する景気になる」と。この考え方については?

姜:大賛成ですし、それにはいくつか重要な点がある。例えば学部生は本人の専攻を決め、勉強が終わるまで2年強の時期を過ごす。2年生が終わる前には専攻が決まっている。約2年、自分の専攻して一生懸命勉強するのは、2年勉強して一生これが好きかとは分からない。2年間勉強し、もう少し勉強してみたら意外と合わなかったということもある。実際そういう話はある。

 

姜:まずは2年間の経験値で、一生が決まるような選びをするかが1つ。もう1つは若い学生の可能性は私は無限大だと思っている。その無限大の学生に「私はお茶の研究をしていました」「だからお茶の会社で死ぬまで働け」というのは無理のある話。もしかしたら、このコップの方が気になるかもしれない。このボールペンの方が好きかもしれない。分からない。

 

高橋:知らないだけ

 

姜:本人も気づかないので、気づく方法は経験してみるしかない。

姜:インターンシップで色々な企業・色々な業界を訪ねてみるのは素晴らしい考え。その時間がどのくらいあるか、どれくらいの業界を渡り歩けるか。それがうまく絞れたら体験できる範囲でした方がいい。

 

高橋:このはたらくTVでは、企業さんに最低5日間、インターンシップの受け入れをしてくださいと言っている。1週間いれば全てとは言わないがある程度の企業の雰囲気・人間関係、やってる仕事内容、日常はどういう空気感なのか、ある程度見えるだろうと。いくつかの企業を見てもらえるような建て付けにしたいと。

 

高橋:1社で長く中長期のインターンシップをするのも考え方としてはあると思いますが、それはある程度の視野の定まった学生には有効だと。1~3年生の学生の就職活動する前の学生に対する
ソリューションとして、色々な企業・業界を見てみるということを、私たちは「はたらくTV」を通じて実現したいと。

姜:5~10日のインターシップを低学年で経験して、ある程度業界を定めてから、ちょっと長めのインターンシップをできると一番いい。

 

高橋:5日間を何社もいくつかの業界を見て、自分はこの業界、この会社が好きだなと。

 

高橋:圧倒的に日本がインターシップが遅れていると言われている中で、私たちは民間企業としてインターンシップ文化の醸成に寄与していきたいと。

 

高橋:先生は留学生センターの所属とそちらで准教授をしていると。留学生の日本国内における就職の状況について、日本の企業には高度外国人材と呼ばれる日本で学んだ留学生と出会いたいと。弊社もそうだがそういう企業も結構いらっしゃるので、どうすれば日本で学んだ留学生たちと出会えるのか。先生の専門でしょうから教えていただけないでしょうか?

姜:どうやって出会えるかは・・・

 

高橋:出会っている企業は出会っていると思うが、今から始める企業。まだ出会ったことがない(高度外国人材を)探し求めている企業も大勢いらっしゃると。

 

姜:最近、日本国内での少子化のこともあったり働く人が減ってきているのもあり、企業は積極的ですし、政府も自治体も積極的。色々な経???団体とか色々な組織の方々が、留学生と企業をどこかで会わせるのはたくさんやっている。

 

姜:九州は留学生が登録をして自分の情報を載せたら企業が登録して、それが見られると。色々なことをされているが、それはデジタル的にでもアナログ的でもいいが、私が思うには、これも日本人学生にも通じる話だが、九州の企業に絞って話をすると留学生が九州に残る可能性が非常に少ない。4~5%。100人いたら4人か5人。関東はもう少し高い、10%いっている。

 

高橋:みんな母国に帰ってしまう?

 

姜:日本国内で就職する時は東京が一番。進学する場合もある、帰ってしまう場合もある、別の国に行く場合もある。福岡県とか九州の中で考えると留学生はたくさんいる。福岡県は留学生の数は3番目、東京・大阪の次。2番目、3番目を争うことが多い。(東京・大阪のような)そのくらいの数は残れない。それは、留学生が日本の会社に入れるか入れないかの質の問題もあるかもしれないが、企業がまず留学生と会ってじっくり話を聞いたりする場もない。

 

姜:留学生も同じこと。もっと会社を経験したり、本当にどういう人材を国際的な人材を求めているのか、意外と企業の中で「ウチはグローバル化したい」と言いながら、英語ばかり喋ると困るというところも結構ある。日本語は喋れないと困りますと。言っていることと裏腹な現実がある

姜:企業が思っていることと看板として出していることが違うとは思わない。日本国内の企業が英語ばかり話すのも変だと思う。以前、某インターネット企業はしていたが、それは大変だと。やはり、普段の業務や生活のやり取りは基本的には日本語でやる。日本語が生活・仕事レベルでできる学生ではないと厳しいかと。それは留学生本人の責任であり頑張らなくては行けない部分だと思う。企業は思い切りそれを出して良いかと。

 

姜:国際的な人は求めるが、日本語はこのレベルで必ず話してくださいと。後は仕事の中でこれだけ日本語を使うし、英語も使うかもしれないと。だから両方必要ですと。あとは別の言葉も必要ですと明確にすべきだと思う。

 

高橋:基準を明確にすべきだと

 

姜:どういう要求があるのかと。そうしないと留学生は要求が分からないし、入ってみて「違う」となってそれもミスマッチングになる。お互いが情報を出しあい、話し合い、体験する場所が必要だと。そうすると留学生がもっと日本に残るのでは。

高橋:現状4~5%しか残らない留学生を地元就職を上げるには、①出会いの場を作ること、②企業・学生がお互いの条件を明示すること。

姜:留学生は向上心が高い。日本に行って勉強して、成功をしたい、すごい技術を取得してみたいと。ある意味日本人学生よりがむしゃらにやることもあると。その分頑張るかもしれないが
自分に合わないとすぐに辞める傾向がある。それを無くすために留学生が何を求めて企業に入りたいと思っているのか、企業側が理解することが大切だと。

 

聴き手:高橋康徳(はたらくTVプロデューサー)

記事を書いた人:髙橋 康徳

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