勤務地希望、知らないだけで可能性を狭めていませんか?

地元に貢献したい
実家の近くで暮らしたい
知らない土地で働くのは抵抗がある

こうした「どこで働くか」という視点で企業選びをする求職者も多いことでしょう。

一方で、最初から地域を限定して就職活動するのは、「もったいない」と言える可能性もはらんでいます。

今回の記事では、北は青森、南は沖縄まで、全国津々浦々で働く約500名へのインタビュー内容を基に、
勤務地の視野を広げることが、どんなメリットがあるのか紹介していきます。

「人生は一度きり」

地元を離れたり、転勤を経験したことのある社会人の先輩の意見の大半を占めるのが「経験できることは若いうちから挑戦したい」というチャレンジマインドでした。一歩踏み出し、変化に対応しながら生きるからこそ、より人生が豊かになっていると実感しているといいます。
また、プライベートにおいても「自分の経験したことを踏まえて、子供の相談に乗れるような父親になりたい」と、自分の視野を広げることが大切な人のためにもなる、との見方もできるようです。

食事や文化を楽しむ

その土地その土地のお国柄の衣食住を味わえるのも楽しみの一つです。地方の田んぼ道と高い空に心がほっこりしたり、都市部では旬な文化に触れられたり。新しい土地での違いを楽しみつつ休日も充実しそうですね。

人との繋がり

たとえ地元でなくても、知り合いがいない土地でも、また一から関係性を築いていく過程もなかなか経験しがたいこと。転勤を多く経験してきた営業マンは「3年住んだ土地を転勤で離れる時、そこで仲良くなった人が家族のように送り出してくれた」と、かけがえない出会いも勤務地に縛られない選択をしてきたからだと振り返ってくれました。

いかがでしたか?
勤務地の希望について、大事なのは「最初から決めつけないこと」ではないでしょうか。かく言う著者も、福岡出身福岡育ちで地元大好きな「NO転勤」信者でしたが、えいっと上京してみて思うのは「あ、私、意外と転勤ありかも、むしろもっと早くてもよかったやん(笑)」という感想でした。
自分には難しい、チャレンジできない、ではなく、先輩の話を聴いてみる、ちょっとインターンで体験してみる、とかからぜひ初めてみてください。小さな一歩が人生の可能性を拡げることにきっと繋がっているはずです。