株式会社カンサイ

株式会社カンサイの会社情報

会社名 株式会社カンサイ
代表者 代表取締役社長 忍田 勉
所在地 福岡県福岡市博多区東比恵3-32-15
事業内容 電気設備資材、住宅設備機器、省エネシステム商品の総合卸売 省エネコンサルタント事業
従業員 26名
公式サイト kansaihd.co.jp

株式会社カンサイのポイント3つ

  • 九州No.1の電設資材の総合商社
  • 3日間で2万人以上が来場、30億以上の売上を誇るイベントを主催
  • 総合商社から住環境コンサルティング企業へ 更なる進化を続ける企業

電気設備で九州の暮らしを支える【カンサイ】

株式会社カンサイは、電設資材や、住宅設備機器、省エネシステム商品を扱う総合商社です。福岡市の本社を中心に、九州全県に営業所を展開しており、電材分野では、九州No.1のシェアを誇ります。

電気設備を通じて街づくりに貢献

城南営業所の所長・山崎さん。取材の日は、電気設備工事の担当者から照明機器についての相談を受けていました。

電設資材商社の仕事は、パナソニックや三菱電機といったメーカーの商品を、工事会社に届ける橋渡し役を担っています。電池やネジといった小さなものから、照明、スイッチ、換気扇、エアコン、また電線に至るまで、何万点にもおよぶ商品を取り扱っています。1日3件~4件の得意先を回りながら、商品の配達も行う山崎さん。同社での働き甲斐を伺いました。

山崎さん:「子どもたちに『これパパが納めたんだよ』と自慢しています。ルート営業なのでお客様が困っていたら小さな物でも配達しています。そういうことの積み重ねで、後々『家の照明全部手配して』ということに繋がることも。『この照明器具がいいんじゃないですか?』という提案営業も1つのお役立ち営業だと思っています。」

このように、電気設備を通じて「街づくりに貢献している」会社、それが、株式会社カンサイです。

何万点もの商品知識は先輩から学ぶ。社員同士が協力しあう社風

中央営業所の内田さん。この日内田さんは、新入社員の山下さんを連れて、お客さんを訪問していました。

カンサイの社員は、何万点もの商品の中からお客様に合ったものを提案していきますが、その膨大な商品知識はどうやって身につけているのでしょうか。聞くと、配達やこうした先輩との同行訪問を通じて知識を学んでいくんだそうです。

また入社3年目と1年目で年齢も近い内田さんと山下さん。2人の様子を見ていると、社員同士が協力し合う、カンサイの社風が見えてきます。

内田さん:「僕にも1つ1つ丁寧に教えてくれた先輩がいたので、自分もそういう風に後輩に教えられたらいいなと思っています。」

山下さん:「内田さんがお客さんと仲良くしている姿を見て、信頼を得ることがいちばん大切だと思っているので、なるべくお客さんのところに足を運んで、先輩みたいな大きな背中を見せれたらなと思います。」

住環境をトータルでコーディネートする仕事

システム環境事業部で働く谷本さんは取材当日、高機能住宅で有名な「健康住宅」を訪れていました。先方のインテリアコーディネーターが、谷本さんに空調設備についての相談をしています。

「分からないことがあって電話すると、すぐに回答して頂けるのですごく助かっています。私達がお客様目線で相談すると谷本さんが汲み取ってくれて、私達住宅メーカーのお客様にとって良いご提案をして頂けるのが一番ありがたいです。」

このように、健康住宅のインテリアコーディネーターさんからも信頼を寄せられている姿がありました。

ミーティングを終えた谷本さん。今度は、健康住宅の社員に向けて勉強会の講師を務めていました。このようにカンサイは今、商品を届ける商社から、住環境をトータルでコーディネートできるコンサルティング企業へと進化を遂げようとしているのです。

谷本さん:「営業の仕事は『すみませんお願いします』と頭を下げているイメージがあると思いますが、私たちのお客さんは、どちらかというと『来てくれてありがとう』『お互いに一緒に仕事を作ろう』という想いのあるお客様とのお付き合いが深いです。お客さんの要望をちゃんと聞き取れるか。聞き取れればいろんな提案ができます。」

カンサイの地域貢献と未来

カンサイは地元福岡の有力企業として、様々な地域スポーツを支援する社会貢献活動を行っています。アビスパ福岡やソフトバンクホークスのスポンサーに加えて、アマチュアゴルファーの登竜門として、全国から有力選手が集まる「カンサイカップ」も主催しており、未来のプロゴルファーの育成にも貢献しています。

私たちの生活に欠かすことのできない電気を柱に、メーカーと電気工事店と三位一体となって、九州の暮らしを支えてきた株式会社カンサイ。忍田会長に、これからの展望・ビジョンを伺いました。

「私たちは電機しか売ってはいけないという決まりはない。建物に対する設備機器を全てカンサイグループで賄っていこうと掲げています。かゆいところに手が届くサービスで売上を上げていくためにはもっと隙間がある。だから大いにチャレンジしてほしい。お客さんともっと仕事を深堀していきたい。そしたらもっと面白い仕事ができると思っています。」