就職活動を通して「こんな企業で働きたい!」や「働くにおいてこの条件は外せない」など人それぞれ働くことにおいて様々な条件や願望があるかと思います。
ちなみに著者は「給与の高い会社で働きたい!」や「福利厚生が充実した会社で働きたい!」という願望よりも「良い人たちと良い雰囲気の中で仕事をしたい!」という願望を第一に就職活動しておりました。
皆さんは就職活動の企業選びの際、どのような条件や重視しているポイントなどがありますか?
また自分の価値観と合う企業をどのようにして見つけ出しますか?
この記事では今就職活動している23卒の就活生の意見をもとに、働きたいと感じる企業の特徴や、働きやすい企業の見つけ方について紹介していきたいと思います。
2023年度卒業の就活生(350名)に「企業を選ぶ上で最も重要視するポイントは?」という質問に対してアンケートを実施したところ以下の結果が出ました。
(参考:https://shukatu-man.hatenablog.com/entry/syukatu-select-point)
1位 働きやすさ 40.3%
2位 仕事のやりがい 24.3%
3位 福利厚生の充実 7.7%
4位 企業理念やビジョンに 7.4%
5位 会社の安定性 6.0%
6位 企業の成長性 5.4%
7位 給与や賞与の高さ 3.4%
8位 教育や研修の充実 2.6%
1位は「働きやすさ」で断トツの40.3%となり、2位の「仕事のやりがい」と15%以上の差があります。
また同じく2023年度卒業の就活生(350名)に「働きやすい企業の探し方が分かりますか?」という質問に対してアンケートを実施したところ以下の結果が出ました。
(参考:https://shukatu-man.hatenablog.com/entry/syukatu-select-point)
全く分からない 23.7%
どちらかと言うと分からない 55.1%
どちらかと言うと分かる 20.6%
よく分かっている 0.6%
こちらは「働きやすい企業をどのように探せば良いのかが分からない」と悩む就活生が非常に多く、「全く分からない」と「どちらかと言うと分からない」の両方の数字を合わせてみると78%にものぼります。
このアンケート結果から分かったことは、「働きやすい企業に就職したいが、どのように探せばよいか分からない」という課題が浮き彫りになりました。
では一体どのようにしたら働きやすい企業を見つけれるのでしょうか?
まず皆さんにとって「働きやすい」とは具体的にどのようなイメージを持たれていますか?例えば「人間関係が良い」とか「休みがしっかりとれる」など様々なイメージを持たれる方が多いかと思います。
なので「働きやすい」=「〇〇」のような具体的な定義が決まっているわけではありません。
そのため何を持って「働きやすい」のかを判断するのは人によって価値観が違います。
このことから「働きやすい企業とは何か?」と考えるよりも「自分にとって働きやすい企業とは何か?」を考えることがとても重要です。
ここからは働きやすい企業をどう探せば良いかわからない就活生の方々に、「自分にとって働きやすい企業」の見つけ方について4つのポイントを紹介していきます。
働きやすい企業を探す前にすべきことは、自己分析で自分のことを良く知ることです。
自己分析で自分の強みや弱み・自分がしたいことは何なのかを改めて把握することで、自分に合った働きやすい企業を見つけやすくなります。
自己分析を行った後に働くうえで「これは譲れない」「大事にしたい」という軸を思いつく限りリストアップしてみましょう。
ただ全ての条件が満たされる企業ばかりではありませんので、絶対に譲れないものから順番に優先度を付けて軸を決めることが大切です。
一つの業界にこだわりすぎてしまうと、情報量がぐんっと少なくなり自分に合った働きやすい企業を見つけるのはかなり難しいかと考えます。
世の中にはどんな業界があるのかを知ることがまず大切ですし、様々な業界を知ることで新たな学びや今まで発見できなかった「働きやすい」を見つけ出すことができるかもしれません。
「働きやすさ」を重視するにあたって、面接や説明会などで職場の雰囲気や社員の人柄や表情を予め把握しておきましょう。
会社の雰囲気を知る方法としては、気持ちのよい挨拶がおこなわれているかどうかや、社員同士が雰囲気よく会話をしているかを観察してみましょう。
いかがだったでしょうか?23卒の就活生に聞いた働きたい企業の特徴や働きやすい企業の見つけ方について紹介してきました。「働きやすい職場」を探すことはとても難しいことかと思いますが、この記事を参考に自分なりに「働きやすさ」を考え、「働きやすい企業」に就職できるよう試してみましょう。