会社名 | 英進館株式会社 |
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代表者 | 代表取締役社長 筒井 俊英 |
所在地 | 福岡市中央区今泉1-11-12 英進館総本部ビル |
事業内容 | 中学・高校・大学受験指導、衛星予備校、個別指導、理科実験授業 各種公開テスト、教育講演会、各種入試ガイド、合宿イベント、 花まる学習会、学童保育、幼児園ほか |
従業員 | 568名 |
公式サイト | eishinkan.net |
英進館株式会社は福岡県福岡市に本社を置く、九州最大の学習塾企業です。生徒数はシーズンによって増減はあるものの、2万6千人から2万8千人と九州最多、全国でも有数の規模を誇ります。
教師が子供たちに提供するのは学力や知識だけではありません。最も大切なのは「やる気を引き出すこと」。子供たちの内なるパワーを引き出すためには、教師が本気でぶつかること、というのが英進館の教えです。英進館を率いる筒井社長はこう語ります。
筒井社長:「人は人によってしか動かされません。『教育の本質』とは何か?それはモチベーションをあげること。単なる知識を伝えるのであれば本屋さんやインターネットで調べればあらゆる情報が手に入ります。ですけど、そうじゃなくて『教育の本質』というのは目の前の子どものモチベーションを上げることではないでしょうか。」
福岡県福津市にある英進館・福間校。ここで教室長を務めるのは入社2年目の板澤さん。板澤さんは、実は英進館のアルバイトから社員になり、その後1年で教室長に抜擢されたという、スピード出世の社員です。
英進館では、やる気と実績が伴えば、どんどん高い次元の仕事を任せるという社風が徹底されています。板澤さんに英進館の魅力を伺いました。
板澤さん:「一番は、筒井社長が自ら授業をされているところです。トップがあぐらをかいているような会社には行きたくなかった。筒井社長が一番です。一番汗をかいて、一番走っています。」
熊本地区の公立高校最難関、熊本高校の合格発表に密着した3月16日。そこには英進館の宮園先生の姿もありました。
次々と宮園先生のもとに合格の喜びを伝えにくる生徒たち。先生への感謝や、中には涙を流す生徒もいました。この生徒たちの喜びの顔を見るために、英進館の教師たちは、1年間、頑張り続けるのです。
「私たちを信じて英進館に通ってきてくれている。生徒たちの真剣な眼差しが私たちの心を動かす。もっともっとやってやろうという気持になります。」
英進館を率いる若きリーダー、筒井俊英社長。実は、社長になった今でも、日々教壇に立ち、小学生に算数と、高校生に数学を教えているそうです。英進館には、そんな筒井社長に憧れて入社を決断した社員も大勢います。
入社13年目・宮園先生は筒井社長のことをこのように語ってくれました。
宮園先生:「いつも私たちのことを見てくれて、しっかりと考えてくれる社長に何か恩返しをしたい。そこまで私たちを思わせてくれるほど、本当に一人一人を見てくれる会社です。」
社員に対する想いと、英進館の求める人物像について、筒井社長に伺いました。
筒井社長:「現場の教師は子供たちが好きで会社に入社しているから、子供たちが入試に受かればめちゃくちゃ喜ぶし、入試に落ちれば悔し涙を流すのは1年目から一緒ですが、現場の彼らだけでなく、経営陣・人事も同じ想いです。『現場の君たちが良い指導をして、生徒が分かりやすいと言えば、君たちも嬉しいけど、それが経営陣の喜びでもあるんですよ』ということを分かってもらうことで、一体感を持ってやっています。きちんと正攻法で、人より頑張って、人より努力して、人より認めてもらって、最終的に高い報酬を獲得したいという学生さんは、是非うちに来ていただきたいです。」
「人を動かすのは人でしかない」社員1人1人が「本気」であること。生徒1人1人に本気でぶつかり、その熱を伝えること。この取材を通じて、我々が首尾一貫して感じたのは、英進館の「熱気」でした。「誰かのために本気になれる」そんな社員の情熱こそが、時代や景気の流れに左右されない、英進館の普遍的な魅力なのだと、感じました。