【インターンのPDCAサイクル】インターンシップでの学びを活かす自己分析方法

学生が興味のある企業で実際に働いたり、訪問する職業体験であるインターンシップ。
実際に参加した学生の方もいるのではないでしょうか?
今日はインターンシップを参加した人も、これから参加する人も、インターンシップでの体験や学びを今後の学生生活や職業選択に活かせる自己分析法、PDCAサイクルを紹介します。

PDCAサイクルとは?

PDCAサイクルとは、仕事をする上で、業務を円滑に進めるための手法の1つです。

PLAN(計画)
DO(実行)
CHECK(評価)
ACT(改善)

の頭文字を取っています。

この4段階を繰り返すことで、今までの業務の改善ができ、仕事をスムーズに続けることができます。

このPDCAサイクルを回すことで、自分がインターンシップを何のためにしているのか、どう活かすことができるのかがわかる1つの指針がわかります。

PDCA各ステップの役割

次は各ステップの役割について紹介します。

PLAN:計画

目標を設定し、具体的に計画を立てること。
この目標の設定を間違えると、PDCAサイクルの効果が薄まってしまうことがあります。
そのために大切なことを2つ紹介します。

①明確で具体的な計画を立てる

計画はできるだけわかりやすいものにしてみましょう。

②5W1Hを意識してみる

when:いつ(時期)
where:どこで(場所)
who:だれが(行動の主体)
what:なにを(内容)
why:なぜ(理由)
how:どのように(手段)

もちろん業務によって、この要素は増減させるといいので、自分で必要な要素を意識してみましょう。

DO:実行

計画をもとに実行すること。
ここで大切なことは実行したことを覚えておくことです。
記憶で覚えるのではなく、きちんと実行内容を記録で残しましょう。

計画通りに進んだこと、上手くいかなかったことを書いてみましょう。

CHECK:評価

計画に沿った実行が出来ていたのか検証すること。
実行した結果、良かったところ悪かったところを自分で判断してみましょう。

そしてなぜそのような結果になったのかを考えることが重要だと思います。

ACT:改善

検証結果で見えた課題の解決策を考え改善すること。
自分の評価から、良かった点は継続的にさらに良くなるように、悪かった点はどのように改善するのかを考えてみましょう。

その改善の中から、さらに実現性の高いものをPLAN(計画)へとつなげていきましょう。
実現性が低く、見込みがないものは計画の中止や修正を行うことも大切です。
よく見つめ直し、判断してみましょう。

インターンシップにおけるPDCAサイクルの方法

PDCAサイクルはインターンシップ中も使うことができます。
今回はインターンシップにおけるPDCAサイクルの例として、自分なりに「インターンシップの振り返り」を考えてみましょう。

PLAN(計画):インターンで得たいこと・確かめたいこと
DO(実行):実際に体験したこと・話を聴いたこと・実行したこと
CHECK(評価):学べたこと・得られたこと・実行できた、できなかったこと
ACT(改善):今後の就活・学生生活に活かすこと、解決策

きちんと考えてみると、ACT(改善)に続くPLAN(計画)が見えてくるのではないでしょうか?

さいごに

PDCAサイクルは1つ1つの段階で大切なポイントを理解することができれば、思っている以上に高い成果を上げることができます。
今回の解説を活かして、インターンシップの経験をより良いものにしていきましょう!