求人で「求める人物像」の落とし穴

あなたの会社の「求める人物像」は?

企業の皆さん、あなたの会社の採用ページに書いてある「求める人物像」はどんな表現になっていますか?

 

採用ページに書いてある「求める人物像」例

・コミュニケーション能力が高い人
・リーダーシップ経験がある人
・失敗を恐れない人
・前向きな人、ポジティブな人
・心が強い人(ストレス耐性が高い人)

 

一般的には、こんな表現の会社が多いです。

しかしです。もしこれが、間違いだとしたら?<

採用の目的に立ち返る

そもそも「求める人物像」の目的は何か?

その答えは・・・

「活躍しそうな人に入社してもらうため」

これに尽きます。

しかし、多くの企業で

求める人物像」と
求める理想像」が混同されています。

採用で理想の人物は実在する?

では、理想像を語ると、そんな人が応募して来るのでしょうか?

否。

実際は、そんな理想的な人物はいません。

仮に、いたとしても、

その人が地方の中小企業に入社するか?微妙です。

そんな素晴らしい人は

きっと上位の企業からラブコールされるでしょう。

 

つまり、

「理想にかたよった求める人物像が

採用ミスマッチの一因になっている」のです。

企業へ応募しようとしている学生さんも要注意

しかも、この「求め過ぎ症候群」は、

学生が企業を探す時にも同じことが起きています。

ということで、企業も、学生も、もう一度、

自社(自分)のポジションやレベルを見直して「求める人物像」を考え直してみませんか?