会社名 | 株式会社ピエトロ |
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代表者 | 代表取締役会長 西川 啓子 代表取締役社長 高橋 泰行 代表取締役専務取締役 宮川 慎一 |
所在地 | 福岡市中央区天神三丁目4番5号 |
事業内容 | 食品事業:ドレッシング、ソース等の製造販売 レストラン事業:パスタ料理をメインとしたレストランおよびファストフード店の経営 |
従業員 | 197名 |
公式サイト | pietro.co.jp |
ここがポイント3つ
ピエトロは福岡市に本社を置く、東証一部上場の食品メーカーです。ピエトロといえばドレッシング。福岡からその名を全国に轟かせている企業です。今や、ドレッシング界の一大ブランドとして知られる同社ですが、その始まりは、35年前、小さな一軒のレストランだったといいます。福岡が生んだ全国ブランド企業、株式会社ピエトロに密着し、35年の長きにわたって愛され続けるその理由に迫ります。
営業部リーダーを務める森山さん(取材当時入社7年目)、ドレッシングなどの商品をスーパーやデパ地下の売り場に並べるため、提案・交渉をすることが主な仕事です。バイヤーさんからも「間違いない商品」と言われるピエトロドレッシング、営業の仕事ををする中で、やりがいはどのような点から感じているか伺いました。
森山さん:「九州の中ではピエトロドレッシングを知らない人はいないので、対応をしっかりしてもらえています。バイヤーさんと仲良くなることで売り場づくりを一緒に成功させていくことができています。僕自身食べることが好きなので、美味しさを追求していけるのはやりがいです。」
ピエトロでは「2」という数字を大切にする教えがあります。2回目のお客様、2回目の来店「2」があって初めてファンが増えるという教えです。取材当日、佐賀県内のスーパーマーケットで試食販売をしていた食品事業部の赤司さんにその想いを伺いました。
赤司さん:「ピエトロファンをつくっていくという会社として大切な目的があるので、ただ売るだけではなく、買ってもらったお客様にいかに満足してもらえるか、次に繋がるかが大きいです。どんどん売ろうというよりも、いかにお客様にも、ピエトロにも良い状態になるかを考えています。」
レストラン事業部の中村さん。長尾店で店長を務めています。厨房からホールまで幅広くこなす傍ら、スタッフを指導しながら、チームでお客様の「感動」を生み出そうと、日々奮闘しています。店長という仕事は、店を任され、食材発注や売上管理なども行い、まるで経営者感覚で仕事をしていると言います。
中村さん:「トータルマネジメントと言いますか、店長はちょっとした会社の社長のようなポジションなので、非常に奥が深い仕事です。」
ピエトロではお客様同様に共に働く社員を大切にしています。その取り組みの一つに、能古島の自社農場に社員とその家族を招きおもてなしをする『ピエトロファミリー収穫祭』があります。
西川会長:「ご家族で来て楽しんでもらいたい。創立以来アットホームな会社を社員の皆さんが引き継いでくれているので、こういうことをするとみんな張り切るんだと思います。」
最後に、創業者・村田氏の想いとは?
村田氏:「ピエトロというブランドを私なりに育ててきた。これを世界に通ずるブランドにして、『ピエトロはドレッシングの会社』だと人がすぐに答えられるようなブランドに社員皆がもっと拡げてくれたら嬉しい。」
はじまりは1軒のレストラン。創業当時からのピエトロスピリッツは、35年が経った今でも、社員1人1人の中に、息づいています。ピエトロの物語は、これからも続いていきます。