総合メディカル株式会社

総合メディカル株式会社

会社名 総合メディカル株式会社
代表者 代表取締役社長執行役員 坂本 賢治
所在地 福岡県福岡市中央区天神2-14-8 福岡天神センタービル16階
事業内容 医業経営コンサルティング 医療モールの開発・運営 医療機関への医師の紹介 医師の転職・開業支援 医業継承支援 保険調剤、一般薬・介護用品の販売 医療機器などのリース・販売 入院患者向けテレビのレンタル
従業員 5,740名(正社員 4,321名、パート 1,419名
公式サイト sogo-medical.co.jp

総合メディカル株式会社のポイント3つ

  • 東証一部上場、医療機関経営のコンサルティング企業
  • 全国60箇所以上の医療モールをプロデュース。社員さんの働きぶりに密着
  • 医療の質の向上、日本の地域医療を支える仕事

医療を支える、営業職の現場に密着【総合メディカル】

日本の医療サービスは、今、過渡期に来ていると言われます。地域間の医療格差の是正、医療の質の向上などは、まさに待ったなしの課題。そうした中、地域におけるヘルスケアネットワークの基盤として、期待されているのが、複数のクリニックが集まる「医療モール」。医療の質を高めながら、患者さんの利便性も向上させようという、新しい動きです。その医療モールを、全国に60箇所以上開発・運営してきた企業、総合メディカル。社会や地域に必要とされる「医療モール」と、その開発・運営に携わる同社の社員の働きに迫ります。

医師を支える縁の下の力持ち、医療を全面サポートする総合メディカルの営業職

総合メディカルの営業職の仕事の説明には、「医療モール」の開業から運営までを考えると、説明が容易です。医療モールの開業支援には、大きく分けて「4つの仕事」があります。

(1)モール全体のコンセプトや建物を作る仕事

(2)医療機器を手配する仕事

(3)そこで働くドクターやスタッフをコーディネートする仕事

(4)開業後の医療モールの経営を支援する仕事

総合メディカルは、この機能全てを自社で完結できるのが特徴です。さらに、調剤薬局を全国におよそ570店舗運営しています。つまり、医療モールを開発から運営までトータルで対応できる会社といえます。

ただの営業職とは違う、コンセプト作りから始める医療モールの開業

医療モールの開業に向けた最初の仕事とは、モール全体のコンセプトを作ることです。開業支援の流れは、まず医師と相談しながらモールのビジョンや理念といったコンセプトを作ります。そして次に、モールの立地や建物の大きさ、間取りなどを決めていきます。

開業支援チーム、入社5年目の田上将吾さん。開業支援チームは、コンセプト作りから最後の開業まで円滑にサポートする業務を行っています。

そんな田上さんの入社の決め手は「部分的ではなく全体で関われる仕事」であることといいます。

田上さん:「総合メディカルは全体に、人・モノ・金・情報の中で部分的にではなくて、全体で関われる会社なのでそこを決め手に選びました。クリニックモールは複数の科目で構成されているので患者さんも認知しやすく、地域に根付いた施設。まさに「地域連携」、地域施設で貢献できる集合体ではないかと思っております。多くの患者さんから『ありがとう』とか『この場所にこういう施設ができてよかった』と、薬局経由であったり、先生から直接聞きます。その時にクリニックモールを作ってよかったなと常々思っています。」

「今後絶対に無くならない」そんな医療業界で医師の全面サポートができる仕事

入社5年目の渡邊さんは医療機器のリースやレンタルを行なっているチームの一員です。ドクターの意向を汲み取って、数ある医療機器の中からその時々でベストなものを提案する。そうした「ドクターが理想の医療を提供するサポート役になれること」が渡邊さんの総合メディカルでの働き甲斐の1つだといいます。

 

渡邉さん:「医療業界はハードルが高い認識だったので最初は不安でいっぱいでした。私はもともと、医学部出身ではないですし、医療に関する資格は持ってない中で、先生や看護師さんと同じ方向を向いてアドバイスできる。先生に喜んで頂ける。こんな仕事はないのかなと思います。」

日本の「地域医療」を支える仕事

クリニックモール開設に向けての重要なカギとなるステップが「ドクター」や「看護師」といった医療スタッフの手配です。入社1年目の中西純代さんは、医師の転職支援チームの一員です。医師を探しているクリニックと転職したい医師を繋ぐ橋渡し役をしています。

 

中西さん:「今医師が都市に集まってきていて、地方では医師不足に悩む病院が多い。医師不足で困っている地区で、医療を支えたいという志を持った先生を引き合わせられた時、社会の地域の医療を支える一旦を担ったかなと思います。先生にお仕事を紹介するとなると、その先生の生い立ち、仕事に対しての考え方などを深く知って、どれが先生のご要望の中で一番なのかを考えます。これはやり甲斐や楽しさを感じます。」

医師の役に立つことは地域・社会の役に立つこと。自分の仕事が社会貢献に繋がる

医療機関の運営には「2つの側面」があります。

それは「よい医療を提供すること」と「よい経営をする」という、表裏一体の側面です。そのためにクリニックでは医療行為を提供しながら、同時にスタッフの採用や教育、クリニックの広報や宣伝活動、また国への診療報酬請求の事務作業までやらねばならないことが山ほどあります。ドクターの中には、こうした医療行為以外の仕事に負担を感じる人も少なくないといいます。

網永さんはそうした医療機関の経営上の課題に寄り添うコンサルティングチームの一員です。

網永さん:「少しでも先生の力になれるように、医療機関の役に立てるように。それは地域の役に立つことでもあります。うまく効率よく回すことで患者さんの役に立てるようになるのが私たちの仕事だと思っています。将来的に『総合メディカルに頼めば、医療に集中できる』と思っていただくのが理想。私もそれを担えるように頑張りたいなと。いずれ自分がお世話になる医療に、今貢献できている、それがやり甲斐ですね。」