就活では、自分の志向に合う企業と出会い、マッチするか見極めるために、企業への理解を深めることが重要です。自己分析や業界研究と同様に、「企業研究」は就活においてとても重要な作業です。
今回は、企業研究を行う際、どこに注目し、何を調べて企業を理解すれば良いのかポイントを3点、ご紹介していきます。
「企業理念」「設立年度」「資本金」「本社・事業所の所在地」など、企業の基本的な情報
扱っている「商品」や「サービス」など、企業の中身。
「人事・教育制度」「休暇・休業制度」「福利厚生」などの働くための制度。「人事・教育制度」には、研修なども含まれる。
同業他社と比べたときに、「その」企業の特徴や魅力を理解することが大切です。
企業や法人を相手に事業を行う「BtoB(Business to Business)」の企業なのか、あるいは一般消費者を相手に事業を行う「BtoC(Business to Customer)」企業なのかなど、ビジネスの相手の違いに着目するのがお勧め。また、同じ業種でも、業態や領域が異なることがあります。例えば同じ商社でも、「総合商社」と「専門商社」では、扱う商材の分野や領域の広さは違うのです。気になる業界の企業同士を比較してみましょう。
企業の規模を見るには、売上高、営業利益、従業員数、資本金などを参考にするとよいです。売上高からは、およその事業規模が推測できます。また、売上高や営業利益額などのここ数年の推移を見れば、業績のトレンドもつかめます。同じ業界の中で比較することで、企業の規模と特徴がつかめます。
企業グループ内で相互に資本関係のある「系列系」や、そうしたグループに属していない「独立系」、外国法人(あるいは外国人)が出資する「外資系」など、資本構成の違いは、事業戦略や人事制度や社風、福利厚生などの違いに表れる傾向があります。
企業の「良いと思う点」「気になる点」を挙げ、自分の志向と照らし合わせることで、自分に合っているかどうかを分析しましょう。
本日は「企業研究」において抑えるべきポイントを3つ、ご紹介いたしました。
企業研究の際には「企業研究ノート」を作成するのもオススメです!
説明会や面接で、自身が感じたことを書き留めることも最後の大事なポイントです。
皆さんの就活が有意義なものとなることを願っております。