エントリーシートを提出する際に、「あなたらしい写真」「あなたを表現する写真を自由に貼ってください」というお題が企業によっては出されることがあります。
その場合、どんな写真を選べばいいの?なんで写真が必要なの?と目的や内容に悩む人もいるはず。
今回は、ESや面接でどんな写真が求められているのかを解説していきます!
字情報だけでは伝えきれないあなたの具体的な姿を表現できる写真のことです。
エントリーシートの文章だけでは、全てのことを想像し、理解するのは困難です。
そこで、面接官は、よりあなたを理解できる写真を求めているのです。
まずは、企業側からどのような形式で写真を求められているのかを確認しましょう。
証明写真の代わりに「あなたらしい写真」を求められているのであれば、
ピンで写っているものが相応しいです。
一方で、設問と一緒に「あなたらしい写真」を貼る場合もあります。この場合は、必ずしもピンで写っている必要もありません。
しかし、なんでもいいというわけではありませんのでご注意を。
そいう言われても、自分が中心に写っている写真がない…
大学であまり写真を撮っていなかったな…
そう悩む方もいるかもしれませんが、
ですので、極論、自分が写っていなくても、後ろ姿の写真でも場合によっては大丈夫なのです。
むしろ大事なのは、写真よりもあなたのストーリーの方です。
写真はあくまでも、文章を補足するものです。
エントリーシートや面接で、話したいことに合わせて写真を選びましょう。
何よりも、エントリーシートを埋めていくことにおいて、まず最優先事項は「自分を知る事」です。
オリジナリティのあるストーリーを作るコツは、こちらの記事を参考にしてみてください。
合わせて読みたい:【面接対策】ES必須項目「ガクチカ」自分だけのストーリーを作ろう
簡単にポイントを説明すると、「大学2年生でサークルのリーダーに選ばれました」「私の長所は協調性です」など、ただの自慢話や誰にでも当てはまる話をするのではなく、
その経験で何を学んだのか、学んだことが今の自分にどういう影響を与えているのかを説明できると、相手により自分の魅力を明確に伝えることができます。
エントリーシートや面接で伝えたい内容が決まったら、写真を選んでいきましょう。
先述したように、「あなたが主役の写真」ということを忘れずに。
例えば、話したい内容が「部活で60人もの人数を束ねた経験」の話であれば、
あなたが仲間の輪の中心に居る写真だと説得力が増します。
リーダーシップがあり、みんなから信頼される存在だったとも捉えられます。
他にも「コミュニケーション力がある」と伝える場合にも、
ゼミの教授やバイト先などの年が離れた人たちとの写真であれば、
色んな世代の人とコミュニケーションが取れるという印象になります。
また、「アルバイトでの学び」を話したい場合、仕事中に写真を撮るのが難しいこともあるかもしれません。
そのような時は、話したい内容に合わせて場所や構成をセッティングして、撮影したという先輩もいます。
ESには、「写真」と書かれていることが大半ですが、
1枚の写真である必要はありません。
ポスターを作ってみたり、合成画像を作ってみたり、
あなたを写真で表現する方法はたくさんあります。
インパクトを与えることで、「なんか面白そうだから会ってみようかな」と、エントリーシートで落とさることはないでしょう。
相手に自分を印象づけたいと思っているのであれば、
・面白いな
・元気がいいな
・一緒にいると明るくなりそうだな
・創造力があるな
など、どのような印象を持ってもらいたいかを考えることも大切です。
しかし、面接の時に相手の「なんか面白そうだから会ってみようかな」という印象を崩してしまうと勿体ないので気をつけてくださいね。自分からかけ離れた印象を選んでしまうとウソを演じることになってしまいます。
自分の長所の中から、相手に感じて欲しい印象を選ぶといいでしょう。
エントリーシートの写真は、あなた自身を表現する方法の一つにすぎません。
また、どう表現するのかも作戦のうちです。
どうしたら相手に自分の魅力が伝わるか、そうやって考え抜く姿勢は社会人になっても必要です。
今のうちから、習慣化しておきましょう。