就活での自己分析のやり方


就活において、自己分析は自分の仕事選びの軸を明確にするため、そして自分のことを他人にわかりやすく説明するために非常に重要な取り組みです。

過去の経験・出来事をもとに自分の強み、弱みを整理したり、どのような仕事であれば自分に適性があるかを探ったりして、企業へ行う自己PRと、企業・職種選びの根本となる役割を担います。

自己分析は就活の方向を決定づけるコンパスのようなものであるので、
深く自己分析ができていれば取るべき行動は明確に見えてくるはずです。

自分の就活の目的に沿って自己分析をしていきましょう。

自己分析のやり方

①適性検査

Web上でいくつかの質問に答えることで、性格や人間性、考え方などを分析してもらえるツールのこと。自分のパーソナリティを把握するのに役立ちます。簡単にできるので、時間がない就活生や、自分を客観視するのが苦手な就活生におすすめです。

②自分史を作る

自分がこれまでの人生で何をしてきたか、何を考えていたかなどを書き出した「自分史」を作ることで、客観的に自分を見つめ直すことができ、自分の強みや弱みを再認識できます。

時代ごとに区切って、その時ごとの自分の出来事を書きだして、問いかけをしてみるといいでしょう。

③マインドマップを作る

思考を具現化するために、マインドマップを作ることで、普段自分が「何を考え」「何を大切にして」「どんな原理で行動しているのか」といったことを、より明確にすることができます。

中心にテーマとなるキーワード(単語)を書き、そのテーマから関連する言葉やイメージを繋げていくといいでしょう。

④ライフラインチャート

過去の出来事や気持ちを可視化するために、時間軸で成功体験や失敗経験に点数をつけてグラフ化し、「なぜ、モチベーションが上がったのか?」「なぜ、そう感じたのか?」といったことを分析することで、自分が楽しめる仕事や熱中できる仕事を見つけるのに役立ちます。

おわりに

自己分析をすることで、自分が大事にしていることや、価値観に気づき
「仕事選びの軸」ができます。
また、自分の長所も見つかり、「自己PR」にも繋がります。
自己分析の過程で、自分が大事にしていたことに気づくこともあるでしょう。
しかし、自分自身に向き合う時間を持つことで、自分の価値観に合う企業に出会えるはずです。

ぜひ、自分に合う方法で、自己分析をしてみてください。

【参考文献】
・リクナビ就活準備ガイド(https://job.rikunabi.com/contents/howto/4143/)
・ONE CAREER(https://www.onecareer.jp/articles/1178)
・dodaキャンパス(https://campus.doda.jp/career/self-analysis/000335.html)