もともと、2月に更新した〝Thou shouldst earn to live; not live to earn〟~扶養を越えて稼ぐ学生へ~ という記事の続編を執筆する予定でしたが、確定申告を終えた筆者が、記事にする程の知見を得られなかったこととどう、ても学生生活を終える前に書きたいテーマがあったので、恐れ入りますがテーマを変更させて頂きます。
筆者は旅行が大好きで、人生の軸の1つでもあります。学生生活の中で、国内外問わず旅行し、色々な人との旅やひとり旅も経験してきました。そして旅行をしている中で頻繁に考えていたことが、どうして自分は旅行をしているのだろう?という事です。
特に、「若い学生時代に旅行をすること」の意味を考えておりました。
その中で筆者自身の体験から辿り着いた学生時代に旅行をする意味や、学生時代だからできる旅行についてまとめていきたいと思います。
ESや面接で趣味を尋ねられた際に旅行と答えようと考えている就活生のあなたに、何か参考にして頂けることがあれば幸いです。
例えば、市街地から車を何時間も走らせないとたどり着けなかったり、週に数便しか運航していないフェリーでしか行けなかったりと
行くだけでハードな観光地は国内にさえいくつも存在します。他にも、短い日数であっちもこっちも行きたい!ヒッチハイクで旅行したい!
自転車で各地を巡りたい!など旅行における嗜好はそれぞれですが、それらがどれだけ無茶と思えるものでも若い学生の内であれば実現しやすいと考えています。
更に、その無茶をした結果が予想通りとはいかなくとも、その後の旅行において活かせる経験となります。若い内であればどんどん挑戦できるというのはありふれた表現ですが、旅行の分野においてもそれは同様だと考えています。
ちなみに、筆者自身の無茶な旅行の思い出は、成田から仙台、神戸、宮崎、沖縄を1泊2日で巡ったことです笑。無茶をしてタイトな旅程を組んだり秘境を訪れた
ことで旅行経験はより濃厚で思い出深いものになったと感じています。
若いうちの旅行経験が将来やりたいこと等に影響を及ぼすことは存分にあると思います。
筆者が東京から福岡に移住したこともまさにこれで、福岡に旅行で訪れ、移住したいと考えたことからでした。他にも旅行先で、ホテルや旅行会社のアルバイトをしたことがあるのですが、当時観光業界への就職を考えていた筆者としては就活で活きる良い経験になりました。
もっと小さな影響では、旅先で知り合った方から情報を得たことで次の旅行の行き先を考えられたりしました。
人生の選択の場面で旅行経験は活きてくると感じました。
旅行を通して人生を変えるようなインスピレーションに出会うことは何歳になってもあるかも知れません。
しかし、そのインスピレーションから実行に移したり、活かせるチャンスが多いことは、若いうちの特権だと思います。
ニュースで報道される国や地域、大学で学ぶ土地やその歴史など、実際に訪れてから知ることで興味や理解度が各段に上がったという経験はありませんか?
例えば修学旅行で京都や広島に訪れると、過去の話がなんとなくすんなり入ってくるようになったと思います。
また、筆者は世界遺産検定の一級を取得しておりますが実際に訪れたことのある遺産に関しては強い関心を持って学ぶことが出来ました。
ニュースや勉強に対するセンサーが磨かれることは若いうちに旅行をする大きな意味だと考えます。
大学生活で初めて会った人同士の鉄板トークの一つは、出身地はどこ?ではないでしょうか。
筆者は国内旅行を沢山してきたので出身地トークで盛り上がることができ、人と仲が深まりました。
また、旅行が趣味という話をすることで、どんな場所に行ったの?オススメの場所は?という話につながります。
筆者は、旅行が趣味という話をしたことで同じく旅行が趣味の友ができ一緒に旅行に行く様になりました。
旅行は好きじゃない興味がないという方もいらっしゃるとは思いますが、比較的普遍的で当たり障りのない趣味だと思いますので、人との話題にしやすい趣味だと言えます。
特に、珍しい場所を訪れている、面白い旅行をしているなどであれば自身のユニーク性をアピールすることもできるでしょう!笑
どの項目もただ旅行をしているだけではなく、積極性を持って旅行をすることで得られる経験や考えです。
旅行自体が「自らどこかへ行く」という積極的な行動ですが、その中で更に積極的に行動し、感じることでその旅行はより深いものになると思います。
最後になりますが、この記事をこのタイミングでどうしても執筆したかった理由は自身の学生生活が終わるからというだけではありません。
私は2019年の2月に東欧を旅行しました。その際にウクライナに訪れています。
ヨーロッパの雰囲気の中にどこか洗練されきっていないのどかさを持つなんとも魅力的な国です。
また日本にもある飲食チェーンやホテルがあったり、カタカナで書かれた看板があるなど、日本との繋がりや安心感を持つ国でありました。
お金や時間があったとしても、いつどこにでも旅行ができる訳ではないことを最近は強く感じた為、この記事を執筆致しました。
「趣味、旅行」という皆さんも、行きたくて!行きやすい!タイミングで沢山旅行をされることをお勧めします。
そしていつか、誰もが世界中を自由に旅行できる様になることを願います。